13/07/16

 二酸化テルルを公開しました。

 恋愛ゲームを作り続けて、これで5作目になります。
 今回は特に「恋愛」という部分を意識しました。

 科学的な部分は、テアルビジンとかクマリンとか、
 そういう固有名詞を覚えて欲しいのではなくて、
 セレンちゃんや先生の思考プロセスをみてほしいです。

 箇条書きでの考え方とか、
 成功は失敗のもと的な考え方とか。
 そういうところです。

 先生の「無理だが間違いじゃない」というセリフは、
 とても理系的だと思います。

 感想もいくつか頂いています。

 特に、キュンキュンという感想をよく頂きます。
 これは予想外の反応で、
 キュンキュンっていう感覚が私には欠落しているのかもしれません。
 でも、遊んでくれた人がキュンキュンしてくださったので、
 がんばって作ってよかったと思いました。

 なお、面白いアドバイスをくださった方がいます。

 セレンちゃんを百合属性にしてくださいとか、
 セレンちゃんの存在感を空気にしてくださいとか。
 考え直してください。

 科学がテーマです。
 酸素の性質を語る上で、電気的陰性度はとても大切です。
 「空気」では電気的陰性度の話ができません。
 空気と酸素はその使用を明確に分けるべきです。
 混同しないでください。
 勉強してください。

 陰気な女子が女教師に恋するゲームだったら、
 ここまで好感触を得られなかったと思います。
 だから、アドバイスをくださったのは嬉しいのですけど、
  「そうしなくてよかった」というのが正直な気持ちです。