04/01/24

 まず断っておきますが。また気付いている方も多いでしょうが。
 雑記の号外、というものは、伽那ノ光を嫌いになりやすい場所です。
 言っている意味、分かりますよね。


 2チャンネル。
 存在は知ってます。読んだこともあります。
 書き込んだことはありません。
 そんなに興味がなかった、ということです。

 でも、ひょんなことから、こんな記事の存在を知りました。
 どうやって知ったのかは、凄く話が長くなってしまうので、
 割愛なんですけど。あ、それなりに健全ですよ。念のため。

 そのスレをキャプチャーしました。
 

 一体どういうことなんですか、これは。
 えーと、百合ゲームで盛り上がっている板のようですね。

 どこからつっこんでいいのやら。
 誤解を招かないように最初に言っておきますけど、
 嫌な気はしてないんですよ、私。


 まず。というか恒例になってきましたけど。
 タイトル間違ってます。
 死神の指輪じゃありません。
 死神の指環なんです。許して下さい。環状線の「環」なんです。
 ぐるっと一周して、ハイ!歴史は繰り返す〜♪みたいなイメージなんです。

 慣れましたけどね。


 第二に。
 こういう形で、レナ編に対して評価して下さった人達。初めてです。
 嬉しいです。他意なく。純粋に。

 時々メール頂くんです。
 3週間に1回くらいなんですけど。
 オレイアス編エンディングについて、の感想ばっかりなんです。
 レナ編に対するコメントは「戦闘難しかったです」の一言に尽きます。

 こうやって感想のメールを頂けるだけで感謝しないといけないのに。
 いや、そもそも、ダウンロードしてくださっただけでも感激すべきなのに。
 人間ってどんどん欲張りになってしまうんでしょうか。
 一般論に逃げてはダメですよね。
 私の中の図々しい性格に、悲しい思いがします。

 でもね。正直なところね。
 レナシナリオはどうだったのか、を聞きたかったんです。
 戦闘なんて、所詮ウラメのジャンケンイベントみたいなものなんです。
 実際、プログラム的には同じなんです。
 グーが攻撃、チョキが突撃、パーが防御になっただけなんです。
 ちょっとHPとか攻撃力とか、付け加えただけなんです。

 そういう意味において。
 この板の方たちは、主人公とレナの絡みに萌えてくださったわけで。
 あんまり私は、「萌え」という言葉が好きではないんですけど。
 でも、恋愛ノベルの評価って結局「萌え」に終結すると思うんですよ。
 もちろん、素晴らしい情景描写、心理描写ができる人って尊敬しますけどね。
 でもそれって、ノベル全体に言える事であって、
 恋愛ノベル特有の性格ではないでしょう?


 ちょっと意図的に脱線しますが。
 去年の10月の雑記に書いた気がしますけど、
 そんなにオレイアス編にこだわってないんです。
 「ウラメ」を作ったときに、乙女ゲーム紹介サイト様に取り上げられて、
 その時「乙女ゲームって需要が高いんだな」と感じて。

 やっぱり、自分の作品をできるだけ多くの人に見てもらいたいから。
 自己顕示欲に塗れてる。
 そんなヤツなんです、私は。
 ゲーム中では、必死に「これは乙女ゲーではない」と言ってますが。
 じゃあ何ゲーム?と聞かれたら、答えられないのは、
 これが乙女ゲームだからです。
 確信犯的行動なんです。全ては打算から。

 同様に、このゲームに対して、百合要素を含むことを確信しつつも、
 その事実に対しては、表面上否定してきました。

 前者は打算からですが、
 後者には、あんまり深い意味はありませんでした。
 単純に、百合要素に興味がないってことが大きいです。

 でも、そのことが、結果的に面白い事態になりました。

 「死神の指環」が百合ありフリーゲームと紹介されている事実。
 私は、その自己顕示欲から、作品をvector様とコミコミ様に登録していますが、
 そこでは、「百合」という言葉を一切使っていません。
 コミコミでは、「百合」というカテゴリーがあるにも関わらず、
 あえてそのカテゴリーから外して登録しました。

 それなのに。
 百合ゲームを探している人に対して、
 「死神の指環」というタイトルが浮上してくる事実。

 そんでもって、「一応キスあり」とまで紹介される事実。

 本当に、一応、ですけどね。
 具体的には描写たったの4行。
 それゆえ、でしょうか。
 ここがピップアップされることに対して、私が面白いと感じるのは。



 そろそろ、私のこの長話に対する結びの言葉が聞きたくなってきたと思います。
 でもね、こんなにべらべらと喋りつくしたあとで、どう結論つけろと…ね。
 一般論に逃げられても、
 途方もない持論を展開されても、
 きっと後味が悪いものになるでしょうから。

 できるだけスマートに終わりましょうか。
 ここまでご精読ありがとうございました。