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第14回 | ネモ船長と瀬尾千絵 | |
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映画でオルガンを弾くキャラクターとしては、「海底2万哩」のネモ船長がもっとも知られていると思います。劇中ではバッハの「トッカータとフーガ」やその変奏曲をちらりと披露して、その屈折した人柄や決断に苦しむ様子を映画的に表現しています。ネモ船長を原型としているのでしょうか、そのようなオルガン使われ方は、他の映画やTVで結構その模倣型を見かけます。最近では、「仮面ライダー 龍騎」でも登場していました。(らしい・・・未見です) 記 多田納人 |
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いきなり余談からスタートですが、 管理人のPCのHDD(ハードディスクドライブ)がクラッシュしました。 なんだか、起動がへんだなあと思う日々が続いてはいたのですが、 まさに青天の霹靂というかIT的大惨事でした。 おかげで、しばらくは何もできない日々が続きましたが、なかでも一番痛かったのが、 メールアドレスがすべて消えてしまったことです。 いかにPCが生活の道具になっているかということを痛感した次第です。 皆さんも、バックアップだけはこまめにされた方が良いですよ。 しばらくこのホームページの更新がなかったのも、概ねそのためですが、 ええいついでにと新PCを自作したりしているうちに夏が来て、 昆虫採集に明け暮れる日々(こればかりは季節ものなので、時節を逸するワケにはいかない)を送っている内に 秋になってしまったのであります。 以上、言い訳でした。 閑話休題。というワケで、去年のことから遡らねばなりません。 秋の「バイオリンとパイプオルガンによる『シネマ・ファンタジー 2003』は 神戸教会のチャリティコンサートに引き続いてバロックヴァイオリンの平井 誠さんとの共演でした。 バロックが専門というのに無理矢理ホピュラーばっかりお願いしてたいへん申し訳ありませんでした。 私が企画したとはいえ、瀬尾千絵もたいへなストレスがかかっていたようです。 特に「スターウォーズ」は各種CD、サントラ、LDなどを聴き比べ、 パイプオルガンで原曲のイメージに出来るだけ近づけるよう精魂傾けた瀬尾千絵自らのアレンジと熱演で 素晴らしい出来でした。 オルガンで演奏されたこの曲のとしては、おそらく世界最高の出来であったと思われます。 本当に、この演奏会に来られた方は大変楽しんでいただけたと思います。(自画自賛) 映画ファンの管理人にとっては、今までにない最高の演奏会で、非常なる幸せを感じました。 また、曲目解説も管理人が書きました。(ご覧になりたい方はこちら) 以下次号待て暫し |
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