▼4月例会(第446回)は、令和元年度研究内容と方向・研究日程・研究方法を考えた。研修として俳句の授業(好光さん)を行った。

▼研究内容は学習指導要領の考え方である「主体的・対話的で深い学び」ができる子を育てる国語科の授業を実践的に研究すること。実践的というのは、子どもの学びの視点を明確にしようという考えである。国語科が言葉に責任を持つ子、場や相手に応じた「対話」ができることにより「深い学び」になる(国語学力)授業づくりをめざすことについて理解した。

▼研修では模擬授業「俳句」を好光幹雄さんが行った。野外観察や遊歩を楽しみながら俳句を作るという意識を持つことから始まり「若葉」をキーワードに語彙を広げる(若葉風・窓若葉・楠若葉等)「夢の中(上五)○○○(中七)あそんでる(下五)」の中七を考える俳句つくり入門の実際を学び合った。

▼俳句(兼題若葉・ゆめのなか・当季雑詠) ゆめの中若葉のトンネル服そめる(森) 校庭に子の歓声や若葉風(三上) 忙中閑新米教頭藤若葉(池嵜) 久々の父は寝床で窓若葉(蜂屋) ゆめの中新樹の光とあそんでる(好光) 照れながらカーネーションをありがとう(川端) 四十八の靴をとばして若葉晴れ(勝矢) 校門の先かけ上がる楠若葉(北島) 若葉風初めてできた逆上がり(吉永) 平成から令和へつなぐ若葉風(高野)

▼巻頭には、水戸部修司先生から玉稿をいただきました。深謝。