▼9月例会(第439回)の提案者は蜂屋さん(矢倉小)。「軽度発達障害児等の心理を支援」について。

▼提案内容は次の通り。
○LD児・ADHDの困難と教育的支援について(定義・読む・書く等)
○自閉症スペクトラム障害(DSMー5)について(理解と支援)
○知的障害について。知的障害とは発達期に起こり知的機能の発達に明らかな遅れがあり、適応行動の困難性を伴う状態にあること等
 提案をもとに軽度発達障害児等の心理を支援に具体的な教育活動について研修を行った。特に、自立活動・日常の生活指導、遊びの指導について話題が広がった。

▼後半は児童作文の評語の書き方について。「おやつと夏休み」「一学期って、そういえば」(北島学級・志津小)の作文2編を読み会員が評語を書き発表をした。評語には5つの視点が見られた。@題名や文章のつながりを大事にしたもの、A書いた内容について取り組みや心構えを賞賛したもの、B題材のおもしろさや発想の豊かさについてふれたもの、C内容のわかりにくさや詳しく知りたいことを述べたもの、D書くことの大事さと文章とつなぎ、見方や考え方を評語として書いたものなどであった。

▼懇親会では、校長通信「言の葉通信」(三上さん・金田小)掲載の「曼珠沙華(ひがんばな)」(金子みすゞ)の詩を読解を行った。

▼巻頭には、中山玲子先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)