▼8月4日(土)第40回国語研究集団合同研究会(大会会長:山本隆三)が、兵庫県私学会館を会場に開催された。この研究会は「国語教師竹の会」「国語教師泉の会」「国語教室土の会」「東風の会」、そして「さざなみ国語教室」が共同主催である。今回は「東風の会」が当番サークルとしてお世話してくださった。提案は「東風の会、竹の会、さざなみ」の三本。記念講演は、多賀一郎氏(東風の会)。演題は「すべて『 聞く 』ことから始まる」。国語教室(学級経営)の基盤を「聞くこと」に置いた実践例を通しての講演であった。

▼この研究会を8月例会(第366回)と位置付け「さざなみ国語教室」からは、谷口映介さん(滋賀大附属小)が実践提案し、司会を藤井隆一さん(治田小)、指導助言を森邦博(大津市中央公民館)が担当した。

▼合同研究会のテーマは「人間力を高める国語科学習指導〜これからの社会に役立つ言語力〜」。どの提案者からも実践報告を糧にして今より一歩でも二歩でも自らの国語実践を高めようという意欲が伝わるものであった。若さあふれるチャレンジに今後を期待したい。

▼神戸南京町に会場を変えての交流会懇親会。実践を熱く語り合った。当日は、8月第1土曜日、神戸港での花火大会の日でもあり、市街は大変な賑わいであった。神戸で元気をもらった。(森 邦博)