▼12月例会(第334回)は、第14回「新しい国語実践」の研究会(代表須田実)富山大会(富山国際会議場)に参加。

▼大会テーマ「思考力・判断力・表現力をはぐくむ国語科授業ー言語活動の工夫・充実を通して」のもと分科会(話すこと・聞くことなど)、講演(田中孝一文部科学省初等中等教育局視学官)、パネルデイスカッション(水戸部修治文科省教科調査官他4名)で、学習指導要領移行期の課題をめぐって密度が濃い内容が討議された。

▼ささなみ国語教室からは、箕浦さん(長浜南小)が提案をした。「スモールステップと観点の明確化で話す・聞く力を身に付ける」が主題。
○「話す観点」「聞く観点」を明確にし、意識させること。
○「よい話し手」を育てる。
 この2つを大切にして2年生の子どもがどのような成長過程をたどったのかについての実践が主な内容であった。具体的には「友だちに分かるよう話そう」(光村2年)の教材を指導し、そこで得た力をもとに二次の実践を積み上げたことが特徴。経験の増やし方が大切であること等、話題は広がった。年間の見通しが課題になった。分科会助言の1人を吉永が行った。

▼森さん(田上小)が「書くこと」の分科会で司会を担当した。

▼巻頭には西居貴子先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)