▼9月例会(第331回)の提案は、箕浦さん(長浜南小)、三上さん(安土小)。

▼箕浦さんは「スモールステップで話す聞く力を身につける」を教材「あったらいいな、こんなもの」(光村2年)を活用して展開。3人グループで力をつけ、全体で伝え合うという授業構想。考えた事柄について質問や感想を交えて話し合う過程、話題が広がり、力を付けていくという提案であった。

▼三上さんは「詩づくりの誘い」について、児童詩の発達段階における目標と作品例を示した。1年「かんじたことを」、2年「見つけたことを」、3年「発見したことを」、4年「新しい目で」、5年「身のまわりを見つめて」、6年「自分を見つめて」と学年のポイントを示した。意欲的に詩を書く子に育てることを次のようにまとめた。
○数多くの詩に出あう機会を子ども達は喜ぶ。
○好きな詩を選んで、視写したり音読したりしたりする活動に意欲を示す。
○詩心を育てる指導は、年間を通して計画的に積み重ねていく必要がある。

▼さざなみ句会高点句。鬼やんま眼切れ切れ青い空(森) 逆上がり出来た真っ赤な鰯雲(好光) 朝寒の運動場にライン引く(廣瀬) 中華街匂い原色秋暑し(吉永)

▼巻頭には寺村雅子先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)