▼11月例会(第309回)提案は伊庭さん(和迩小)、池嵜さん(平田小)。伊庭さんは「読書指導」について全校の取り組みの実際と成果や課題について提案。池嵜さんは「お手紙」(光村2下)の授業についてであった。

▼研究協議で話題なったのは次のことである。
○読書指導の主流は読み聞かせになっている。更に発展させ、自ら進んで読書する子を育てる方法を開拓する必要があること。
○読書指導がますます重要になってくる。計画の必要性について。
○文章を写させることの効果は大きい。指示だけでなく力が育つ指導工夫が必要であること。
○文章を丁寧に読むということは平面の活字を立体にすることである。音読は分かりやすいが書く力と結びつけるとノート指導に配慮が必要になってくる。
○話し合いでは、特別な考えを求めるのではなく普通のことをしっかり伝えるようにすること。

▼さざなみ句会高点句。冬北斗娘の帰り駅で待つ(広瀬) 石段の少し荒れたり神の旅(森) アパートの取っ手に集まる寒さかな(岡嶋) 寄せ鍋の湯気を笑顔が囲む夜(高野) 散り落ち葉敷いて羅漢も顔和む(常諾) どんぐりの釣銭園児のおままごと(吉永)

▼巻頭には、岩崎奈緒美先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)