▼8月例会(第306回)の提案は西村さん(城南小)。研究教材「カレーライス」「生き物はつながりの中に」(光村6上)

▼研究主題「子どもが自分で読んで、語り合える授業づくりを目指して」。国語の授業では「何をすればよいかわかっている・学習方法を選択し自分で学習が進められる・自分の思いを自分の言葉で表せる・互いの考えを聞き合いながら刺激が受けられる」を大事にして、「付箋を使う」ことを活動のポイントに実践をした。丁寧なノートの活用や学習活動を焦点化して分かりやすい授業にした。

▼物語文の読みでは、感想を付箋に書く、付箋に書いた感想を整理するという活動の意味について協議を深めた。作品内容を理解することだけでなく、学習力を育てるという面からも考えた。説明文では、感想を書くだけでなく情報として要点を見つけさせることにより、内容をまとめるための読ませ方について意見を交流した。

▼さざなみ句会高点句。向日葵や親より大きな靴を買う(好光) 湯上がりの古き宿屋の百日紅(北島) 炎帝やバスまでのろり角曲がる(伊庭) 冷やし酒注ぐ切り子の青深し(森) 世の中の裏を見ているサングラス(吉永)

▼巻頭には平野年光先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)