▼7月例会(第305回)は合同研究会に参加。提案は岡嶋さん(附属小)。研究教材は「名前をみてちょうだい」(東書2年)

▼岡嶋さんの提案は「少人数で話し合い、意見を交流する」という活動を取り入れて、話し合いを活発にするという授業の構想。
 @教材を読む。
 A感想を書く。
 B感想の一覧表を読む。
 C一覧表についてグループで話し合う。(意見を交わし合う)
 D全員で考えを発表し合う。
 特に力を入れたところは、一覧表について少人数で話し合う活動。

▼研究会では主に、次のような意見が出された。
○文章を根拠にして意見を発表していたこと。
 (お話にでてくる文章や言葉を引用して話し合っているところの授業記録が評価された)
○少人数の話し合いにより意見が広がり効果的であったこと。
 (一覧表をもとにして、具体的に自分の考えや友達の考えを読んで同じところや違うところなどを話題にして話し合う。その過程でどのように読んでいるかを理解をしたり意見を共有したりする)
○関わりながら話し合い続ける。
 (登場人物の行動の変化や気持ちを文章と関わらせて話し合った)

▼巻頭には大熊文子氏から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)