▼11月例会(第297回)は、「実践的高度指導力育成セミナー in 京都女子大学」に参加した。このセミナーは、教員養成にかかる専門職大学院(教職大学院)構想の「資質の高い教員養成推進プログラム」(教員養成GP)事業として開催されたものである。大学院生や現職の教員を交えて開かれた。

▼テーマ「今、求められる実践的指導力」をもとに次のような内容であった。(敬称略)
○基調提案 池崎繁伸(平田小)
○シンポジウム
 ・繁田紗樹子(京都市立御室小)
 ・河野由佳(城陽市立富野小)
 ・日下知美(京女大附属小)
 ・西村美佳(京女大学生) 
 コーデーネータ 吉永幸司
○講演 常諾真教(祇王小)

▼協議会で話題になった主な内容は次の通り。
○これからの教師には、子ども一人一人の個性を尊重するとともに、基礎基本を確実に定着させる実践的指導力が求められことについて。
○時代を超えて求められる教師の資質や能力には、使命感や人間への深い理解、教育的な愛情、教師としての専門的知識や技能があること。課題に対して柔軟に対応できる指導力。
○今、特に求められる能力として地球的視野に立って行動する、変化の時代に生きる力等。

▼巻頭には、藤井正人先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)