▼2月例会(第276回)は第16回「新しい国語の授業」研究会(近江勧学館)を開催・参加した。

▼研究テーマ「子どもが学習に勢い込む国語科の授業作りの知恵」について研究を深めた。
○実践提案は、「話し合うことのよさ、楽しさを実感させた一例より」(西秋英子さん・坂田小)。「書く力を進んで高めようとする学習」(北島雅晴さん・草津第二小)。実践課題についての具体的な提案は、授業の質を高める知恵を共有することができた。
○模擬授業は、「方言と共通語のよさを考えよう」を川那部隆徳さん(滋賀大附属小)、「四コマ話を作ろう」を西村嘉人さん(城南小)。ワークシートや教材開発の知恵を見つけ合った。
○記念講演は石井睦美先生(児童文学者)「私と国語教育」。石井先生の作品「新しい友達」(光村五上)「五月の初め、日曜日の朝」(教出五上)は教科書に載せられていることもあり興味深いお話であった。
○司会では中島芳弘さん(河瀬小) 三上昌男さん(近江八幡市教委)、助言では青地弘子さん(政所小) 小柳文之進さん(浅井北小)にお世話になった。日々の授業の実際を交流し、成果を共有しあった充実した一日であった。

▼巻頭には、山尾健一先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)