▼2月例会(第264回)の提案 は西村さん(城南小)。研究教材は「標識と言葉」(光村3年下)。提案主題は「説明文をていねいに読み、説明文を書く学習活動」。学力向上フロンテイ ア事業の指定を受けている学校での実践。

▼提案の中心は国語科における少人数指導について。教材が言語活動を総合的に行う単元であるという特性を生かし、課題別コースを設け子どもたちが自ら課題を選び、基礎基本となる力を身に付けるという構想で四人の教師で取り組んだ。

▼最初に教材内容や基礎的事項について学習をし、その力を生かして次のコースに分かれて学習活動が広がる。
○調べてみようコース(子どもの知りたい確かめたいという願いを大切にした)
○集めてみようコース(集めたいと思う標識がどこに設置されているかという情報を大事にした)
○集めてみようコース2(教科書例の他にどんな標識があるかに興味を持って調べる)
○作ってみようコース(標識の意味がわかり、こんな標識なら作れそうと考え、絵や記号でオリジナルの標識を作る)

▼協議では「きめ細かな指導」や「少人数指導」について考えや実践の交流をし、主として課題について深めた。

▼巻頭には、田中朋子氏から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)