▼1月例会(第263回)の提案は杉澤さん(能登川西小)と広瀬さん(石部南小)。

▼杉澤さんは、「話し合い活動を活性化させる契機にする討論会(ディベート形式)の授業」を主題にして、話すこと・聞くことの力を育てる授業について提案をした。
「話し合うことのよさを体験的に確かめ合う学習活動を展開し、意欲的に学ぶ子どもを育てることを意図した授業について次のことが話題になった。
○話し合いのテーマを決める時の留意点について(AかBかを話題にする場合とAの是非を話題にする場合との違い)
○話し合いの活動として、討論やスピーチを位置づける場合とその活動自体が目的となる場合との学習過程の違いや指導の方法について(重点化と焦点化)
○少人数指導における指導の在り方とポイントについて

▼広瀬さんは、「視点をもってノンフィクションを読むことの指導」を教材「マザー・テレサ」(東書五下)を中心教材にしての授業。
 人間の生き方に関わる様々なノンフィクションを読む学習を通して人間について考えることを目的にした。特に主教材「マザー・テレサ」で学んだ力を読書に広げ深める姿を明らかにした実践であり話し合いが深まった。

▼巻頭には、佐田壽子先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)