▼1月例会(第251回)の提案は、廣瀬さん(石部南小)、常諾さん(河西小)で、学校評価や研究推進について、学校経営や学校運営を考えた。

▼廣瀬さんは「学校評価の新たな取り組み」として、経営方針・重点課題・教育実践の重点を具現化する方向を、学期ごとに評価し改善していくことで教職員の課題としている実践を報告した。

▼常諾さんは学力向上フロンティア事業について、「個に応じたきめ細かな指導」「積極的に学習に取り組める教材や指導法の改善」「地域とのかかわり」「保・幼・中との連携、地域・社会・家庭への働きかけ」の実践について成果を話題にし、これからの教育について提案した。

▼研究協議では、提案をもとに現在の教育課題について討議と情報の交流をおこなった。
「小学校では、読・書・算などの日常生活に必要な基礎的・基本的内容を繰り返し学習させ習熟させ る」(教育課程審議会答申)について、実践としてどう取り組むかということや「生きる力」を育てることの重要性などについて日々の取り組みを考えた。
 議論の過程で抽象的な語句のやりとりでは理解できても、具体的には温度差があることを確認する事柄もあった。

▼巻頭には、井上敏夫先生から玉稿をいただきました。ありがとうございました。(吉永幸司)