▼10月例会(第236回)提案は森さん(仰木の里東小)。研究主題は「新しい教育課程編成のために」

▼提案の趣旨は、「総合的な学習の時間」の教育課程について。
新しい教育課程の先進校として研究を深め、年間指導計画もほぼでき上がり、新たな課題と展望が見える提案であった。

▼目標・内容・つけたい力の評価、教科が有機的な関連を持ちながら構成されている。特に、つけたい力として「問題発見力・企画構想力・実行力・推進力・情報活用力・表現力・コミュニケーション力」を設定し、評価の視点も明らかにした提案であった。

▼提案について、次のことが話題になった。
(1)つけたい力を設定すると、この力がつかない活動が限られてしまうのではないか。
(2)活動が多様になるなかで、評価をどのようにするか。
(3)学校として「総合的な学習ではどんな力を育てるか」ということで6年間の見方を出したとき、力がはっきりするのではないか。
(4)子どもがやりたいと思うことがスムーズにできるためには、特別に時間をとって指導の重点化を図る必要があるのではないか。
などが、話題になり課題が明らかになった。

▼巻頭には、田中宏幸先生から玉稿をいただきました。深謝。 (吉永幸司)