▼6月例会の提案は、中嶋さん(旭森小)。これからの国語教育を「楽しい言葉との出会い そして、言葉は人を動かすという実感を」という主題設定。

▼育てたい子ども像を「本が必要な時にそれに気づいて読むことができ、書くことが必要な時に自分の思いのままに書くことができる力を持っている」として、読むこと・書くこと・話すこと・聞くことについて具体的に次のような観点で提言した。
 ☆入門期の指導の徹底
 ☆書くことの習慣形成
 ☆音声言語指導の重視
 ☆読むことの指導の繰り返し指導
などについて教室の姿をもとにあるべき方向を提示した。

▼「これから」ということに関わっては、
 ・アスペルガー症候群の理解と援助
 ・メデイア・リテラシーの構成要素と今後の教育
等についても言及をした。

▼協議会では、「国語の授業」が子ども達にとってどのような意味があるのかと言うことから考えた。 国語の授業が活性化していない原因も分かっているし、子どもの力もはっきりしているのにその改善 がなされないことについて、教室の実態を考えた。

▼巻頭には、夏原淳子先生から玉稿をいただきました。ありがとうございました。(吉永幸司)