▼5月例会の提案は、森邦博さん(仰木の里東小)常諾真教さん(中主小)。提案は「移行期における教育課題について」であった。

▼学校週五日制の完全実施・生きる力を育てる・総合的な学習の時間の新設・基礎基本の重視等教育改革の真っ只中の学校で先頭をきって活躍し・提言をしている2人からの実践提案で実りの多い研究会になった。

▼森さんは教育課程の編成について。学校改革の視点を子どもや地域の実態、基礎基本の重視など幅広く捉えての提案。常諾さんは校務分掌を見直し、学校の組織の活性化を視野に入れての創造的な提案であった。

▼あらためて教育課程の基準の改善の基本的な考えを読み直す。
 ○学校は、子どもたちにとって伸び伸びと過ごせる場でなければならない。
 ○学校は分かりやすい授業が展開され、分からないことが分からないと言え、学習につまずいたり試行錯誤が受け入れられる場でなければならない。(以下略)

▼学校が変わるためには、教師の意識がかわらなければならないと言われて久しい。各校の実践について意見交流をしながら提案を深めあった。

▼巻頭には、廣瀬童心先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)