▼3月例会の提案は杉澤さん(能登川西小)。「様々な場面で書くことを通して育つことは何か」が提案の主題。

▼書く機会を多くし言語生活をよりよいものにするために、次の課題をもって実践。
(1) 国語科以外での書く機会(場面・方法・目的・効果)
(2) 目的に応じた指導・支援・評価の追究
(3) 意図的・計画的な書く活動

▼実践事例として「みずっ子調査隊」という活動では、
(1) 書くことによって、これまでの自分の学習を整理し、次の課題や疑問を明らかにする。
(2) 子どもの育ちは書くことによる自己評価。学習過程がわかる。学びの自覚と学習の自立。
 調査活動など課題を持って活動する過程で、書く活動をどのように取り入れ生かすかに着目し指導と活動内容であった。

▼研究協議では次のことを考えあった。
○総合的な学習の時間での書く活動の意味及び方法
○教科の基礎基本について
○ポートフォリオについて

▼研究会の後、1年の実践を振り返って授業のこと、年間計画のこと、生徒指導や総合的な学習活動のことなどを話し合った。

▼巻頭には、西澤真佐雄先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)