▼2月例会の提案は藤井隆一さん(山田小)。「国語教育十年間を振り返って」というテーマで2年生の実践について。

▼○漢字完全習得をめざした「練習時間の確保」(1日20分を確保。指書き・先生チェック・なり書き・写し書き・文写し・文作り)を積み上げて力を付けている。指導方法は多彩。
○話すこと・聞くことでは、朝の会でうれしかったこと、楽しかったこと、気づいたこと、気になること、かわったことをスピーチさせることと地道な積み上げ。
○書くことは、お知らせカードの継続。

▼国語科と生活科を関連させて、書くこと話すことの力を育てる試みを年間通して実践。年間を通して「自分の食べたい野菜や果物を育てよう」と体験を積み上げる。その過程で「気になることカード」を書き続けるという実践。

▼提案を受け、国語科の基礎基本と「総合的な学習の時間」や生活科との関連、「気になることカード」の効果と限界等を話し合った。

▼さざなみ句会高点句(嘱目雛)。手を添えて国際交流紙の雛(好光) 留学の娘を想う雛の宴(広瀬) 玄関の小さき靴よ雛の客(高野) 飾られぬ運命はかなき流し雛(池崎) 空き缶に目鼻園児の雛祭り(吉永)

▼巻頭には、西谷則一先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)