悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

19.09


2019.09.30

今日も暑かった。明日から10月とは思えない。アイスキャンディーからも卒業できない。
関電の金品授受で詳細が公表されていないことが批判を浴び、再度記者会見で公表することになった。
最近の企業不祥事の公表について情報の「チョロ出し」、「出し渋り」が多すぎる。こういうことをやるとまだ隠していることがあるのではないかと却って不信感を招くのである。
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「表現の不自由展・その後」が再開されることになった。たった3日間であるが再開は喜ばしい。政府の補助金撤回などの妨害にも負けずに踏ん張った大村知事の決断を支持する。

2019.09.29

今日は朝から気温が上昇。真夏に戻った感じがする。台風の影響なのだろう。
そして失敗したのは夕食に親子丼を作ってしまったこと。熱いご飯に汗をかきながら口の中に押し込むのはさすがつらかった。
あさっては10月というのにいつまでも暑いのは何かおかしい。
そしてこの週末になってやっと駆け込みの買い物が増えたという。しかし5%→8%の時とはかなり減っているというのが多くの店の声。
今からでも遅くない。消費税を8%に戻す法律を作ってほしい。

2019.09.28

N国の立花がYouTubeの対談で驚愕すべき発言をした。
「馬鹿な人ほど子供産むから、馬鹿な民族っていうかね」と話した。そして、「人間の天敵はいないから、結局人間が人間を殺さざるを得ないのが戦争だと思ってる」とし、人口増加の抑制について「殺し合いをしなくていいようなコントロールをとにかくかけるしかないのかなと。ある意味ものすごい大ざっぱに言うと、そういうあほみたいに子どもを産む民族はとりあえず虐殺しよう、みたいな。やる気はないけど、それを目指したら、結局そういうことになるのかな」
要するにマチスのホロコーストを肯定するものである。
後で虐殺は考えていないと訂正の発言をしたらしいが、覆水盆に返らずである。
マスコミでこのことを取り上げたのはこくわずかだが、アウシュビッツ収容所があったポーランドの新聞でも取り上げられた。
このような発言は丸山の戦争をけしかける発言よりももっと悪質であり、人類全体に対して戦争によって人口を減らせという主張である。
はっきり言って議員失格、除名決議をして国会から追放すべきものである。

2019.09.27

大変なニュースが流れた。関電幹部の下請け企業からの金品受領である。
高浜町の建設会社から町の元助役を通じて関電側社長、会長を含む20人に総額3億2千万円の金品が流れたという。詳細はマスコミに出ているので割愛するが、要するに受注に対する巨額の謝礼である。
関電社内では処分をしたというが具体的な中身は不明。そして社長も会長も辞任をしないという。こんなもので世間は納得しない。政府も怒っている。
一般的に考えて、このような金品授受は背任罪として刑法に抵触するし、会社の信用を失墜させたとして株主訴訟を起こされる可能性も否定できない。
原発関連の受発注については以前から「原発マネー」としてブラックな金品授受が横行しているとされる。今回は税務調査で発覚したが、表に出ない金の流れはたくさんあるだろう。
根を断つには関電側の厳罰処分をはじめ、原発そのものの廃止が必要である。

2019.09.26

具体的な中身を隠したままの日米貿易交渉が終わって、トランプとアベットラーがサインした。
政府はTPPと同じレベルに抑え込んだと喜んでいるが、TPPそのものが野放しの輸入を許すもので、特に国内の農業を破棄するような内容で、アメリカ産の農産物がこれから増えていく。実際、スーパーの店頭に並んでいるものは肉類のみならず野菜なども輸入が増えている。
私自身も本当は国内産で済ませたいが、年金生活ではどうしても安い外国産に手が行く。つらい選択をしているのである。
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「表現の不自由展・その後」について、文化庁が補助金の交付をしないと決定した。一旦許可したものを撤回したのである。理由として「愛知県が補助金申請した際、交付審査に必要な情報が文化庁に申告されず、手続き上の不備があった」としているが、実際は交付が一旦決定されたものを不許可にしており、口にはしていないものの展示に対する多くの脅迫があったことを口実にしていることは明白である。また萩生田が取り消し根拠を補助金適正化法としているが、この法律では「各省各庁の長が..補助金等の交付の決定を取り消すことができる場合は、天災地変その他補助金等の交付の決定後生じた事情の変更により補助事業等の全部又は一部を継続する必要がなくなつた場合その他政令で定める特に必要な場合に限る」としており、天災とかの非常事態以外、「交付審査に必要な情報」を根拠にすることは不当である。
ということは政府に気に入らない展示には補助金を出さないという姿勢を示したものである。もはや実質的な検閲である。
違憲であり、許されるべきでない。大村知事も国の第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出る意向である。(辺野古基地で沖縄県が行ったのと同じ手法)

2019.09.25

千葉県の停電は「ほぼ」解消した。但し一部の家屋ではまだ停電したままになっているところがある。
これは東電のグラフには後発配電網のレベルの停電状況のみ表示したためで、低圧の引き込み線レベルで回復していないところがあるためである。
このあたり、東電が詳細レベルの情報を出さないことから起こっている。例えば、地図に「これは高圧配電網を示すもので、各戸への引き込み線では一部回復していないものがあります」という注意書きでも書いておけばよかった。情報の手抜きはよくない。
「表現の不自由展・その後」の再開を目指すと大村愛知県知事が言明した。県の検証委で再開を目指すべきとの中間報告が出たためである。
ただ、検証委は「作者の制作意図等に照らすと展示すること自体に問題はない作品だが・・・政治性を認めた上で偏りのない説明」が必要とし、混乱を招いたのは津田監督だとしている。
つまり作品自体に問題はなくても、予想される混乱に対処でき準備が不足していたと断じたのである。
指摘された点を改善した一日も早い再開が望まれる。

2019.09.24

小泉進次郎はどうやら何か勉強するとか努力するとかの積極的姿勢はまったくないと見える。
福島の汚染水の問題でも「所管外」として答えないし、国連でも「セクシーに」と発言して日本からの提案はまったくないことをさらけ出した。いわば質問へのはぐらかしだ。こいうものの言い方はアベットラー、河野、麻生などと似ている。要するに環境問題は内閣としてやる気がないのである。だから原発とか石炭火力には熱心という、世界の流れに逆行する気なのである。
この話はここまでとして、東北道の佐野SAで行われていたストが解決した。
社長の退陣が言明され、組合員は全面復帰したのである。近年に珍しく大義名分のはっきりしたストで、マスコミも一般市民もストに対しての批判的発言は聞こえてこない。会社側に全面的非があったからである。
「ストは悪いこと」という風潮に一石を投じた。

2019.09.23

台風17号が温帯低気圧になって北海道に風雨をもたらしているようだが、15号の被害ははなはだしく、今も停電の家はたくさん残っている。
政府は激甚災害の指定で家屋の被害へ補償を出すと決めたが、これがまた問題。法律上は全壊の家屋のみが対象だが、今回は屋根が飛ばされるなどの半壊が大半で、これでは復旧にならない。よって半壊も対象ということで運用するという。言われる前にちょっと頭を働かせろと言いたい。
似た話で、実は昨年神戸でがけ崩れによる土砂が道路に堆積した際、泥に埋まった道路は私有地だということで市は撤去を拒否したのである。住民は怒って市会議員を通じて「生活道路じゃないか」と申し入れ、市はしぶしぶブルドーザーを投入したのである。
実態を把握せずにいい加減な対応で済ませる、それは千葉の停電で東電が行った電柱などの被害調査が、当初は遠くから眺めただけのおざなりなものであったことが判明して批判を浴びたことに象徴されている。
台風の巨大化で電柱の設計強度が足りないことが明らかになった今、地中化を含めた根本的な対策が必要な時期に来ている。

2019.09.22

大相撲秋場所は結局優勝決定戦で御嶽海が優勝した。
今場所はけが人だらけで、2横綱1大関が休場。残る2大関もカド番で、栃ノ心は負け越して関脇に陥落が決まった。
これだけけが人が出る大相撲は根本的対策を考える必要がある。
これまでも言われている通り、太りすぎからくる負担が影響してけがをしやすい体質に育てていることが最大の問題で、減量は不可避である。そしてけがをしても治療・回復する時間が不足している。千代の富士が肩の脱臼を筋肉増強で克服した例もあるが、根本的には休養期間がほとんどない。
この問題の改善策のひとつとして、まずは地方巡業の回数を減らしてはどうか。それと公傷による休場は負け越し扱いとせず、番付をそのまま維持させるのはどうだろうか。
今のままでは大相撲を目指す若者が減ることは避けられない。

2019.09.21

新サンマの季節になったが、報道されている通り不漁で高値。私がいつも行くスーパーでは平年の2倍くらいの価格になっている。不漁の原因は中国などの乱獲もあるが、低水温域が南下しないのが大きくかかわっているようだ。やはり温暖化の影響がサンマにも出ているととらえるべきなのだろう。
野菜の価格も夏に比べて上昇気味。もっともこれまでが安すぎたと言える。
貧乏所帯にはどうしても物価が気になる。大いに不満というか中止すべき消費税増税、間もなく無理やりスタートになるが、台風被災地にも行かないアベットラーのラグビーのユニフォーム姿を見ているとさらに怒りはつのる。

2019.09.20

我が家の火災保険の更新時期になって、手続き書類と保険料の請求書が送られてきた。
以前もそうだったが保険料はコンビニでの現金支払いしか受け付けない。このご時世に銀行振り込みやクレジットカードによる引き落としは一切受け付けないのである。
実に馬鹿馬鹿しい話だが、仕方がないので銀行ATMでン万円を下ろし、数十mしか離れていないコンビニで払い込みをした。
狭い賃貸マンションだから振込の場合の手数料が保険料に比べて比率が高くなるため、手数料不要の現金払いにしたのだろうが、契約者に「現金輸送車」の役割をさせるのは納得しかねる。

2019.09.19

福島原発の旧経営陣3人に対する東京地裁の判決があった。いずれも無罪である。
不当というか、裁判所が示した判断の中で最も問題なのは、国が02年に公表した地震予測「長期評価」でM8.2の地震を予測し、それに基づいて東電子会社が試算した「最大15・7メートル」の津波が来るとの計算に対して「大きな影響を生じさせてまで運転を止める判断をするには相当の困難があった」としていることである。
平たく言えば、津波対策のために原発を止めるよりもそのまま運転することは金儲けのためには仕方なかったという結論なのである。
スリーマイルやチェルノブイリなどの事故からわかるとおり、原発事故は取り返しのつかないものになる。「ありえない」は理由にならない。福島事故はまさにその通りの事故になった。他の種類の工場事故などとは決定的に違う放射能汚染という長期の被害をもたらすのである。
はっきり言う。原発の存在そのものが際限のない事故のリスクを背負うのだから廃止しかない、そういうことなのである。

2019.09.18

サウジの石油設備が攻撃されたことで出荷量が激減すると報じられ、石油供給量の削減や価格上昇が懸念されたが、サウジ側はすぐにも100%回復すると宣言した。
ということは被害は軽微だったのではないか?
石油プラントの場合、ポンプとか精製塔のなどの重要設備がやられたら修理・交換には早くても数か月かかるはずである。ということは複数の製造ラインの内の1か所程度がわずかに破損しただけではないか。もちろん被害の拡大を防ぐとともにと点検のために関連設備をすべて一時停止させる。それから徐々にに問題のないところから再稼働をさせるはずである。そのことを考えると、被害は意外と少なかったのではないか。もちろん油を扱うので最初は炎や煙は上がる。
ところで犯人だが、イエメンの反体制勢力が犯行声明を出したが、米政府はイランが犯人だとしている。だがいずれも決定的証拠を示すことはしていない。なぜだろう?
日本のマスコミはアメリカの言い分を針小棒大に伝えるので信頼度は低い。しかも攻撃の意図と理由はまったく不明確である。
今後の展開がどうなるのかを全く見えないが、大規模な戦闘になることだけは避けてほしい。

2019.09.17

松井大阪市長がとんでもないアイデアを口にした。福島原発の処理水を大阪湾に持ってきて捨てるというものである。
福島原発のトリチウムを含んだ冷却水のタンクは近く満杯になり、敷地内だけでは保管できなくなっている。それをどうするかの名案は現在のところない。海中に捨てて希釈するというアイデアもあったが、漁民が猛反発している。それで原田前環境省が「海に捨てるしか選択肢はない」と発言してこれまた問題化。よって先送りになったものである。
そういう現状を知りつつ吉村は大阪湾に捨てるアイデアを公言したのである。そこには大阪府民をはじめとする沿岸の住民の意向はまったく含まれない。
ということで独りよがりのパフォーマンスであり、まずもって実現不可能な話に過ぎない。
丸山を含めて、維新の関係者は奇をてらった発言を平気でやる。彼らには国民の声を真摯に受け止めて議論を集約するという民主主義の理解はまったくなく、一見もっともらしい都構想のようなアイデアを独善的に出すのが特徴である。

2019.09.16

消費税増税強行まで残りわずか。しかし小売りの駆け込み需要はほとんどないという。
それもそのはず。先日公表された7月の実質賃金は前年比-0.9%。7か月連続である。要するに庶民は駆け込みで買い物するほどの金を持っていないのである。一方で企業の内部留保は昨年度7年連続増加して463兆円。米中貿易戦争の影響で設備投資も鈍るなか、賃金に回さずに内部留保をますます積み増しているのである。「死に金」をため込んでも何の役にも立たないはずだが、庶民に回すのだけはやりたくないという守銭奴の論理である。
庶民の側でも消費税増税に反対する人が今も賛成を上回っている。この上に増税を強行したら、以前から私のみならず多くの識者が指摘しているように経済は大混乱になるだろう。政府は景気対策で乗り切るつもりらしいが、どうせ公共事業を増やすとか法人税減税しか頭にないから、庶民に回ることはない。だが庶民に金が回らない政策では解決にはならないこと必定である。
今からでも遅くはない。残りの期間内に国会を開いて増税中止を決めればいい話である。

2019.09.15

千葉の大規模停電でいろいろのことが分かってきた。
マスコミは「見通しの甘さ」とか会社全体の社員の意識を問題にするが、そんなに単純ではない。
やはり根本には資金不足、人員不足で身動きが取れなくなっていること、そして情報公開が不十分であることだろう。資金不足というのは福島事故以降設備更新や保守点検の予算が大きく削られていること、人員不足はこれも福島事故が遠因だが利益減を理由に人減らしをしているので事故後の対応が遅れることにある。
先日書いた鉄塔の強度不足は数年前から指摘されていたが、後回しにされていた。また今回のような大規模の電柱倒壊、倒木による電線切断・機器破損の調査もままならないことに右往左往している。経営陣はそれらを早く公開して国や県に支援を依頼すればいいのだが、事故を小さく見せようとするから停電範囲が大規模になって停電の解消がずるずる遅れるという公表のやり方になっている。加えて行政が東電を指導して報告を早く上げるようにすればよかったのだが、これも遅れ、結局今頃になって倒木の除去などに自衛隊を派遣することになってしまった。
市民レベルでは既にいろいろな支援が始まっているが、本格的な支援は行政が動かないと早く進まない。

2019.09.13

改造アベットラー内閣は問題のあるメンバーばかりだ。
まず、閣僚20人のうち、12人が極右団体日本会議のメンバーであること。改憲に向けて全力を注ぎたいということだろう。つぎの問題は韓国のチョ・グクに引けを取らない「タマネギ」がぞろぞろ並んでいることである。その筆頭は萩生田文科相。彼は加計問題でアベットラーの意向を受けて指示を出したとされる人物である。そのブラックな人物がよりによって文科相とは。他にもいろいろあるが、詳しくはLITERAに出ているので参照されたい。
これとは別に、IT担当の竹本大臣は自身のHPがブロックされて閲覧できない状態だという。ある専門家曰く「サーバーのレンタル代を払っていない可能性がある」とのこと。PCを触ったことがない桜田と負けず劣らず。
「オトモダチの不良在庫一掃」では先が思いやられる。

2019.09.12

昨日の日没あたりから気温が少しずつ下がり始め、今日は1〜2度下がった。しかも湿度も下がったので体感温度はそれ以下。
これで夕食は麺類から白飯に切り替えた。やっと秋が見えてきたと言えるだろう。
共産党とれいわ新選組が参院選の野党合意を基礎にした政策で合意。従って自公+維新VS野党連合の対決構図がはっきりしてきてこれから政治が面白くなる。アベットラーは必死になって野党の野合とか改憲に不熱心とかわめくだろうが、野党側はあくまで国民の声を集約しているのでどちらが国民の味方かはすぐにはっきりするだろう。だから緊急での国会の開催は必須である。

2019.09.11

まず、千葉県を中心として台風被害に遭われた方にお見舞い申し上げる。
広い地域で停電が残っており、生活ができない状態が続いている。これに対して千葉県の森田知事はやっと腰を上げ、アベットラーも内閣改造を優先させて今日夕方の記者会見になって対策を政府に指示したと述べた。現在頑張っているのは自身も被害者である東京電力だが、被害が多すぎて動きがままならないようである。特に建物や塀の倒壊の巻き添えになった電柱の再建は時間がかかる。
さて新内閣だが、身内で残っている連中の在庫一掃をやっている感じがする。しかもスローガンは「安定と挑戦」。
「安定」とはこれまでの年金や外交で問題だらけの方針をそのまま引き継ぐということであり、「挑戦」とは改憲への固執である。そんな中で小泉進次郎を選んだのは内閣支持率を上げるための人寄せパンダに他ならない。

2019.09.10

昨日の高圧電線の倒壊について、報道にもあったがやはり設計強度が最大風速40m/sと不足していたようだ。鉄塔の建て替えも含めて対策が必要である。
それだけでなく、これまでも経験したことがある塩害も報告されている。ただの雨ならば碍子が乾いたら元通りだが、海水が巻き上げられて風に乗った場合、塩分が碍子にべったりと付いて電気を通しやすくするのである。すなわちショートを起こす。
対策として碍子の表面に撥水性のシリコンを塗る方法があるが、古いものも含めて碍子のすべてにシリコンを塗るわけにもいかない。緊急対策としては真水で碍子を洗浄する方法もあるが、手間がかかるし再発防止にはならない。悩ましいところである。

2019.09.09

今朝の首都圏の交通網は台風15号でボロボロ。それでも出社したいという人たちで駅は大混乱。電話で「出社が遅れます」と言えばいいものを、必死で時間に間に合わそうとする日本のサラリーマンは哀れである。
台風の被害で驚いたのは高圧電線の鉄塔が倒壊したこと。
ビルなどと違って高圧鉄塔は風に対して葦のようになびく(ボルトまたはリベットと穴の間にわずかながら隙間ができるようにしている)はずだが、かなり強い風が吹いたものと考えられる。台風の巨大化に応じて、設計強度を上げる必要があるのだろう。

2019.09.08

台風15号は明朝首都圏を直撃する公算大である。こちらでも風がやや強いが熱風である。
近くアベットラーが内閣改造と党人事をを行う予定だが、メインの悪役は留任。そして新しいチンピラは防衛が河野太郎、新顔として三原じゅん子がノミネートされている。
河野太郎はアベットラーに取り込まれてからは反原発の牙を抜かれ、なおかつ韓国大使を面罵したり、記者会見で気に入らない質問を無視して「はい、次どうぞ」と傍若無人の態度である。このままの態度で沖縄県知事や秋田県知事と面会したら何を言い出すかわからない。
三原じゅん子はスーパー右翼としてこれまた暴言を吐くが、極めつけは先の国会で野党から出されたアベットラーに対する問責決議案に「恥を知れ」とのたもうた人物である。
とにかく今の自民党にはアベットラーへのごますり人間以外に人材はいない。だから内閣改造後の国会は10月になってから開くつもりである。しかし国民の立場から言えば9月中に開いてもらわないと、年金、増税、外交、防衛、など緊急で解決すべき問題が目白押しである。

2019.09.07

猛暑のぶり返しには閉口する。おかげで食欲不振を防ぐために夕食には冷えた麺類が復活。
先日のプーチン−アベットラー会談で、プーチンが重要なことを口にしているので書いておく。曰く千島その他は「スターリンが手にした」。
これは大変な話で、戦後処理を話し合った「カイロ宣言」と「ヤルタ協定」では領土不拡大が決められたにもかかわらず、スターリンが強引に千島領有を主張し、米英もそれを黙認してサンフランシスコ平和条約が結ばれた経緯を示すものである。特にスターリンの主張については旧ソ連側に発言の記録が残るものの、日米双方にはそのあたりの経緯は伏せられたままである。触れると領土不拡大の原則を踏みにじったスターリンの言動が明るみになるのを嫌い、またソ連が条約に調印しなかったので日本が自分で千島を放棄したということで幕引きをしたかったのかもしれない。
しかしさらなる問題は、アベットラーがこの発言について反論すらしなかったことである。もしかすると彼はサンフランシスコ平和条約に関する学習をまったくやっていない、ひたすらアメリカが言うことに対して、絶対に異議を唱えてはならないというトラウマに陥っているのだろう。だがそれではロシアとの交渉はできない。

2019.09.06

真夏に戻ったような気温だが、日差しはあまり強くなくなっているので何とかしのげる。しかし熱帯夜が解消せず、寝汗で目が覚めて寝不足になるのがいちばん辛い。
週明けに台風15号の直撃の可能性があるので、それが涼しい空気を運んでくれるのを待とう。

2019.09.05

プーチン−アベットラー会談は成果なし。平和条約交渉は「未来志向」ということではるか先に追いやられた。27回も顔を合わせて何の進展もないのに、11月には28回目の会談をチリでやる予定。しかし挨拶だけで相手をうならせるような材料を持ってなければ会談の意味はない。マスコミもヨイショはやめるべきだ。
京浜急行の列車とトラックの事故、事故の原因については警察や鉄道事故調が詳しく調査するからそれに任せるとして、ネットの記事で面白い事実を見つけた。
京浜急行の先頭車両はすべてモーター付き(M)車にしてあるという。理由は衝突事故での転覆を避けるため。M車はモーターなし(T)車に比べて約10トン重い30数トンになる。確かに今回も傾いたが転覆はしていない。
先頭車には運転制御用の機器があるので、これにモーター制御回路を加えると床下がぎっしり詰まるので設計・製作が面倒になる。だがそれよりも安全性を重視した考え方にはうなずけるものがある。

2019.09.04

経産省が韓国政府が国民向けにやっている、日本に対する輸出優遇国外しへのパブリックコメントに投稿したという。
こういう行為がどう受け取られるということを日本政府は理解しているのだろうか?
単なる嫌がらせというたけでなく、他国への内政干渉とみなされる可能性があり、韓国のみならず世界中から批判を受ける行為である。
個人なら無視されるだろうが、政府がやったとなればただでは済まない。いずれ強烈なカウンターパンチが来るだろう。アベットラーよ、覚悟するがいい。

2019.09.03

嫌韓の大合唱はTVのワイドショーだけでなく週刊誌にまで蔓延した。
最新の「週刊ポスト」は嫌韓特集で「韓国は要らない」とか「韓国人という病理」など露骨なヘイトスピーチを掲載した。これには作家たちも批判を強め、連載を断る作家も出てきた。これに対して発行元の小学館は謝罪したが、回収はしないという。
法律にもある通り、言論の自由はあるが、ヘイトスピーチをやる権利はない。
さて、戦争がやりたい丸山に対する批判も続いている。しかし党首の立花は黙認すると。
立花は売名行為に熱心なだけで政治的にはっまったくの無知である。マツコ・デラックスを攻撃したり崎陽軒の不買運動をけしかけたり(後に撤回)するが、憲法違反の言動にはまったく反応しない。愛人と共に靖国神社に参拝するような神経だから、何が問題かも理解できないのかもしれない。

2019.09.02

暑さが戻ってきて午後はかき氷を食べる日が復活した。さすがに夜は涼しくなったが、夜明けから気温は急上昇する。
米中貿易戦争はエスカレートするばかりで止まることがない。そのために不況の嵐が吹き始めていて株価は下がる一方。どちらも我慢比べをしているが、このままでは本当に世界恐慌になるかもしれない。トランプはFRBに利下げを要求しているが、原因は彼のはず。来年の大統領選挙のことしか頭にない彼は次第に偏狭なエゴイズムを強めている。
アベットラーも外交にことごとく失敗してその矛先を韓国に向けていて、それで国民の支持を得ようとしているが、消費税増税が始まったら景気は急落してもはや打つ手がなくなるだろう。そのためにも野党は早く政権構想で合意して受け皿を作る必要がある。

2019.09.01

9月1日は防災の日ということで避難訓練などが各地で行われた。
そんな中、関東大震災で虐殺された朝鮮人や聾唖の人たちなどの慰霊祭が行われた。この行事に対し小池知事はメッセージをよこさなかった。彼女は基本的に右翼だし嫌韓だからさもありなん。しかし知事たるもの公人として犠牲者への追悼があってしかるべきだろう。
さて、丸山が今度は竹島について「戦争で取り返さないといけない」とツイッターに書いた。千島だけでなく、竹島についても戦争で決着せよというのだから、これはもう確信犯である。
憲法順守の義務がある国会議員が平然と違憲発言をするのであれば、国会の品位を汚す行為として懲罰、最高除名が科せられるべきである。
休日中なので目立った動きはないが、週明けには懲罰委員会を開けという声が出るだろう。