悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

18.04


2018.04.30

気がついたら4月末。1年の3分の1を消化した。今日のニュースの一角には平成が終わるまであと1年という記事があった。
そもそも改元と言うことをやっているのは日本だけ。中国や韓国でも独自の年号を使っていたことはあったが今は西暦で統一。イスラム圏ではマホメットの生誕を起源とする独自の年号があるが改元はない。日本はそれに加えて天皇の代替わりを基準とする非常に特殊なもの。しかも代替わりを基準としたのは明治以降。
元号の切り替えでカレンダーの印刷業者やゴム印メーカーが改元特需で忙しくなるが、無駄な消費でしかない。憲法にも根拠がない元号法は廃止すべきだ。

2018.04.29

実は先週脊柱管狭窄症で注射を打った。2日間くらいは少し足が軽くなったが、次第に効果が薄れた。もっとも完全に元に戻ったということではなく、足の重さはわずかに軽減された気がする。
注射の話は前の担当医からは出なかった。しかし足の指の一本の腱が伸びて痛みが出るので別の曜日の担当医と話をしていたら注射を薦められたのである。前の担当医はもうひとつ知識がなかったようだ。
ともあれ明後日に再度の注射をするかどうか、また量を増やすか、相談することにする。

2018.04.28

ゴールデンウィークが始まった。だが私にはもはや縁遠い話。
就活はことごとく失敗。資格があろうとなかろうと、60歳を超えたらまずアウト。法律上は求人に年齢、性別の差別をするなと書いているが、実際は応募を受け付けた時点でふるい落とすのである。見かけは差別がないように見えるが、紙の上だけで実態は違うのである。
有効求人倍率が上がっているというが、それは若手だけに集中している話で、高齢者には無縁である。
どうやら安いアルバイトでも探すしかなさそうだ。

2018.04.27

南北会談が終わった。
とりあえずは成功と評価すべきだろう。非核化の期限が示されてないと批判も可能だが、これからも協議が続くことは間違いないのだから今は控えるべきである。トランプもツイッターで会談を評価している。
国内では福田が減給処分になった。退職金から差し引かれるそうだ。福田は裁判に持ち込むつもりらしいが、財務省が支援するわけでもなく。勝ち目はまったくない。むしろ彼は被告となる女性を裁判所に引き出してさらし者にしたいのかもしれない。だが事柄の性質上、裁判所は被告の人権を保護する方向で処理するだろう。

2018.04.26

道路の植え込みのつつじが満開。
桜も早かったが、つつじも今年は早い。
そういえば全国的に熊の出没が早いという。冬眠から醒めたのはいいが、食べ物のほうは熊の早い目覚めよりも若干遅れ気味なので、里に出てくるらしい。
神戸は熊よりもイノシシの出没が中心。今年の出没が多いとは聞いていないが、そろそろお出ましの季節。
私も六甲山で一度だけイノシシ親子に出くわしたが、脅かさなければ襲ってこない。芦屋からの登山道は一部ゴルフ場を横切るのだが、入り口にはイノシシ防止の扉がある。仕掛けは簡単で、ゴルフ場に入るには扉を手前に引くだけのもの。イノシシは突進できても扉を手前に引くことは出来ないからである。

2018.04.25

福知山線「脱線事故」から13年になる。
まず、私はこの事故のことを「脱線・建物突入事故」と呼びたい。国交省の事故調査委員会も単なる脱線事故とする報告書を書いているが、単なる脱線では何故多数の死者が出たことの状況が伝わらないからである。
今日のJR西日本の社長のメッセージで、昨年ののぞみ台車亀裂事故に触れているが、福知山線の事故以来の安全第一がお題目に過ぎないことを証明している。
問題が起こった際のとっさの判断は、普段から訓練されていることの条件反射であり、何を優先すべきかの瞬時の思考が人間の行動をつかさどる。のぞみ事故では明らかに列車のダイヤのキープが列車指令を中心に考えられた。つまり運行停止による時間のロス、場合によっては運賃の払い戻しを極力避けたいということが脳を支配したわけである。
福知山線事故でも運転士が遅れによる処分を恐れてパニックにになったと言われている。
民営化以来の金儲け路線はすっと続き、さらにJR西日本でも比率は低いものの外資系投資会社が筆頭株主になって利益優先の体質が強まっていると考えられるのである。
以前にも書いたが、今日本ではアメリカ流の株主資本主義の横行で、好不況などによる利益の変動を認めず、投資資本を基準とした(こちらはほぼ変動しない)利益を要求されている。このことが現在あちこちの企業で発覚している検査データの改竄、検査の手抜きの遠因になっていると言われている。
安全を最優先とすべき交通機関が、株主への利益還元のために労働者をこき使い、乗客の信頼を裏切るようでは救いようがない。

2018.04.24

長尾の次は下村元文科相。この男、実は加計学園の獣医学部認可に関わった男である。
下村は東京都内で行われた講演で、セクハラ発言をしたとされる福田は「はめられた」とし、被害女性が録音を週刊新潮に渡したことについて「ある意味で犯罪」などと述べた。
講演の内容を「赤旗」にすっぱ抜かれた下村は発言を謝罪撤回した。だが彼は同時に「女性記者は週刊誌に提供する意図で隠し録音をしていたのではないかという疑念が生じた」と述べ、本気で謝罪する気がないことも語っている。
そして極めつけは、麻生がこの発言を擁護する立場で「はめられて訴えられたのではないかなどと、いろいろな意見は世の中にいっぱいある」と述べた。
要するに麻生を筆頭に、自民党にはセクハラに対する無知、無理解、居直りで凝り固まった連中であることがはっきりした。政権を担う資格はない。

2018.04.23

今度は自民議員から「間接セクハラ」とでも呼ぶべき発言が出た。
財務省に対して、「#Me Too」と書いたプラカードを掲げて抗議する女性議員らについて、長尾敬衆院議員がツイッターで「こちらの方々は、少なくとも私にとって、セクハラとは縁遠い方々です」と書いた。つまり彼女らはセクハラの対象にはならないとの意味を含んだ書き込みだった。
当然のごとく批判の嵐。長尾は書き込みを削除して謝罪した。
そもそも長尾は「#METOOと掲げた議員諸氏の姿を見て、どうしようもなく憤りを禁じ得なかった」と発言している。何に対して怒りを感じたのははっきりしないが、大騒ぎするような話ではないという思いが感じられる。
つまりセクハラ問題での財務省の対応に、大勢で押しかけることような話ではないと言いたいのだろう。セクハラの被害者は名乗り出ろと言うことが常識はずれではない、とも受け取れる。
明らかに自民党には国民の感覚を肌で感じられなくなっている傾向がますます強くなっている。そして高級官僚もそういう感覚に汚染されているのだろう。
もちろん感染の源にはアベットラーが存在するのだが。

2018.04.22

閑話休題。
以前の仕事で、ある乙仲の担当者とメールをやりとりをしたことがあったが、その名は「キムジョンウン」。但し女性である。漢字表記は不明。
調べてみると、韓国ではこの名前は女性として珍しくないという。例えば女優に同じ発音が存在する。漢字では「金諪恩」。ハングルでは「김정은」。
日本人にはこの名前にどういう印象があるのかは不明だが、暗いとはいえないのだろう。
以前も韓国女性の名前のことを書いたと思うが、「子(ジャ)」、「恵(へ)」、「淑(スク)」、「順(スン)」などは日本と同じである。
人名にはその国の歴史や文化が反映するので理解するのが難しい。

2018.04.21

朝から突然のニュースには驚いた。
北朝鮮が核・ミサイル開発を中止すると宣言した。これについてマスコミなどがあれこれ解釈を加えているようだが、今は素直に一歩前進したとして捉えるべきではないか。
トランプもThis is very good news for North Korea and the World - big progress! Look forward to our Summit.とツイッターでシンプルに書いているだけで、アベットラーのように「この動きが核大量破壊兵器のそしてミサイルの完全、検証可能、不可逆的な廃棄につながっていくかどうかです」などとは言っていない。
そもそも日本政府はこれまで北朝鮮に対しての交渉は一切しておらず、対話に向けての努力は何もしていない。アメリカの尻を追いかけ、圧力一辺倒だけだった。だからあれこれ先走ったことを言う立場にはないはずである。
もちろん具体的な核査察などこれから決めるべきことは多い。だがこれから先、南北会談、米中会談で基本合意を結んでから一歩ずつ進めばいい。
もし北朝鮮があれこれ難癖をつけてきた場合はそのときのこと。事実をしっかり受け止めること、まずはこれのみである。

2018.04.20

今日も今日とて唖然とするネタは尽きない。
まず財務省の官房長が「職場の外で職員でない人であればセクハラにあたらない」、「名乗り出ることがそんなに苦痛なのか」と述べた。世間の常識では考えられない発想である。
彼の発言の根拠には人事院規則のセクハラ対応があるのだが、政府内すなわち職員間のセクハラしか頭にないからこうなる。だが人事院規則には政府外の事例については何も触れてないのである。それを勝手に政府外への対応に拡大解釈するから、世間の認識から飛び出てしまうのである。そのことを彼は理解しない、出来ないからアホな発言になるのである。弁護士についてもそれは財務省、加害者の立場で対応する人間だから、被害者にとっては懐に手を突っ込む泥棒にしか見えないのである。
真面目な顔をして異常な発言をする人間は、世間から見たら「わけのわからんことを言うボケたオッサン」でしかない。
次は加計問題。
文科大臣がメールのコピーを公表した。内閣府から愛媛県宛てに柳瀬が愛媛県の職員と会うという内容である。ズバリそのものだから柳瀬の「会った記憶がない」という論拠は完全に崩れた。これで証人喚問しかなくなった。公明党幹部も本人に語ってもらうしかないと述べている。

2018.04.19

本日未明、TV朝日が週刊新潮に情報提供したのは自社の社員であると認めた。詳細は省くがこれで福田の言い逃れは通用しなくなった。
だが彼は未だセクハラを認めていない。しかし彼が何と言おうと無駄なあがきである。会話の「全体を見ろ」というが、部分的であれ相手がいやがればそれでアウトである。福田はセクハラの定義をまったく理解していない。しかも週刊新潮によれば複数の女性記者に対して同様の発言を行っているというから常習犯とみなしていいだろう。
何も言わずに麻生は勝手にアメリカに行き、さらに辞めないとなればこれもアウト。そして野党6党が辞任を要求したが自民は拒否。これもアウト。
一連のやりとりでTV朝日の上司の対応が問題視されている。確かに二次被害を恐れて公表しなかったことは誤った対応である。これが週刊新潮へのリークの原因になったことは明白。よって彼はその責任を問われる可能性がある。ただ報道局長が公表に踏み切ったことは正しい対応で、ミスがあったことも謝罪している。
これで福田が辞任ではなくて処分となり、財務省が弁護士の話を引っ込めれば麻生の責任を除いて一段落するが、どうなることやら・・・。

2018.04.18

福田が辞任した。しかしセクハラ発言は否定している。往生際が悪い男だ。
一方の麻生は相変わらずの態度。福田が辞めたいと言うから認めた、という事務的発言である。もはやこの男には誠実さも何もない。部下の管理能力のなさを棚上げして居直るだけだから、もはや無能と判断せざるを得ない。よって麻生を罷免すべきである。
そして今度は新潟県知事が女性問題で辞任。
こちらは出会い系サイトで知り合った複数の女子大生と交際し、金銭を払ったという週刊誌記事が出ることになったのが理由。彼は独身だから交際そのものは自由だが、金銭が絡んでいては道義的責任は逃れられない。辞任は妥当だし、弁護士を出してまでいつまでもぐずぐず文句を並べるよりましである。
憲法違反、民主主義破壊、改竄・隠蔽。私物化など、もはや政府・与党に統治能力はない。よって内閣総辞職しか当面の策はない。

2018.04.17

福田事務次官のセクハラ問題、財務省が弁護士を立てて調査するので被害者は申し出て欲しいとの態度。
このことで麻生の発言が気になった。「弁護士も女性の人を入れて、言われやすい状況にしてやって」というくだりである。明らかに被害者に対して調査してやるという恩着せがましい態度である。
そもそもセクハラの判断基準は被害者がどう認識するかの問題であって、加害者が無意識でも被害者が傷つけばアウト、といのが常識である。ところが財務省・麻生は「文句があるなら言ってこい」という態度である。
さすがに野田総務相とか橋本参院議員会長の女性陣からクレームがついた。日本の社会ではセクハラで公然と反旗を揚げることは困難だからである。
麻生は普段から人を馬鹿にした態度を取るが、セクハラ問題でも変わらない。
福田の罷免と同時に麻生も辞めるべし!

2018.04.16

福田事務次官が週刊新潮のセクハラ記事を否定した。名誉毀損で訴えることも考えているとのこと。一方の週刊新潮は受けて立つらしい。どちらが真実か、しばらく様子を見よう。
補聴器の調整は2ヶ月かかって終了。これで定期的店通いは終了で、不具合があればスポットで対応ということになった。最適値を探るのは結構時間がかかる。但し現時点の設定でも毎日のように体調に左右されて聞こえ方が微妙に異なるのでややこしい。

2018.04.15

どうやら柳瀬元秘書官を国会に呼ぶことで自民党が覚悟を決めたようだ。但し参考人か証人喚問かは未定。
しかし野党が証人喚問を要求する中、また連日国会周辺で安倍退陣のデモが続く中、参考人では内閣支持率はどんどん下がっていくだろう。
もはや退陣が決まるまで国民の声は収まることはあるまい。

2018.04.14

とうとう米英仏がシリアを攻撃した。
イラク戦争と同じパターンである。ただアメリカが口実とした偽りの大量破壊兵器とは違うが、シリア政府が毒ガスを実際に使ったという限りなくクロに近い状況に、アメリカが咲きに手を出したということである。
本来なら国連尾監視団がシリアで調査をして毒ガスの証拠を挙証してからシリアに警告、それでも止まない場合は国連の名で軍事力行使となるのだが、アメリカはそのプロセスを飛ばしたのである。このあたりはトランプの専売特許ではなく、歴史的にアメリカは「世間の憲兵」ツラをして軍事力を使う。このような覇権主義は許されるべきではない。
一方のロシアだが、監視団の派遣について安保理で拒否権を行使して流産させた。このあたりのシリアへの肩を持つ、これもソ連時代からの覇権主義を克服できないでいる現われである。米ロがこんなことをやっていたら紛争は解決しない。
いずれにせよ一方的な軍事力行使は解決にはならない。

2018.04.13

子供の頃の記憶2:
京都−都城の間には夜行寝台列車の「日向」が走っていた。
この列車、上りは早朝に京都に着いた後、客車を回送列車として向日町の車庫へ送られたのだが、その時は山陰線の上り列車を引いていたSL C57が逆向きで引っ張っていた。
たぶんSLの空き時間を利用していたのだと思われるが、運転士はさぞこしやりにくかっただろう。構内の入換で後ろ向きになるのは珍しくないが、本線上を運転台からずっと後を向いたまま操作するのはやはり変である。逆転器とブレーキは前向きにのみ存在するのでレバーは手探りになる。
その後「日向」は廃止されたが、この事実を知る人はほとんどいないだろう。

2018.04.12

私の子供の頃、生まれ故郷京都駅前には丸物百貨店があった。
面白いのは夕方5時には「浜千鳥」のメロディのサイレンが流れた。閉店の合図である。その頃には遊び疲れた子供たちも家路に着いた。たぶん後にも先にもメロディのついたサイレンはなかったのではないか。今思えばなつかしい。
丸物百貨店はその後近鉄百貨店に合併されたが2007年に閉店・解体。跡地にははヨドバシカメラができた。
京都駅と旧丸物の間には居京都タワーがそびえる。建設にあたっては景観を損なうとして反対論が湧き上がったが、結局建設された。高さ131mのタワーも今は街になじんでしまった。
これらの建物の北側、烏丸七条を上がると道路が東側に膨らんでいるのが目に付く。これは昔烏丸通に市電を通そうとしたら東本願寺から穢れるというクレームがついたため、山門から少し離れて線路を通したことの名残で、今も南行き道路が利用している。

2018.04.11

今日は国会で紛糾。
アベットラーは何と、愛媛県側が認めた面会時の職員の備忘録について「コメントする立場にない」と回答を拒否した。佐川と同様である。また首相案件だと秘書官が述べたことなど指示していたと見られることについても、「私の指示を受けたと言っている人はいない」とはぐらかした。
秘書官が首相の指示なしで発言することなど常識では考えられないことを逃げ回っていた。もはや末期的。マスコミでも内閣総辞職の論評が出てくるようになった。
他にも新たな事実が色々出ているが、書くと長くなるので詳細は控える。

2018.04.10

今日は加計学園。県と官邸の面会で「首相案件」という発言が出た。
「朝日」のスクープで明るみになったが、愛媛県知事が早速会見して、面会時の「職員の備忘録」だと発表した。議事録があったかは不明だが、政府側は歯切れが悪い。
最近は「赤旗」と並んで「朝日」もスクープが増えた。アベットラーから名指しで攻撃されたことへの報復だろう。もちろん上層部も承知していると思う。
折りしもウォーターゲート事件を扱った映画が公開中で、ジャーナリズムが政治家の悪事を暴くのは小気味いい。
アベットラーへの弔鐘が鳴り始めた。

2018.04.09

今日もまた新しい問題が見つかった。財務省から森友側に大量のゴミ処理をしたと口裏あわせを依頼した件である。
もはや事態は末期的。アベットラー一味の違憲、私物化など与党・閣僚からの指示なしに官僚単独で事実を捻じ曲げたり出来るわけがない。すべてはアベットラーが進めてきた政策の破綻が生み出したものである。よって安倍内閣は総辞職すべきもの。だがアベットラーを筆頭に財務、厚労、防衛の各大臣は辞任のそぶりすらない。だったら国民の力で引きずり下ろすしかない。
JNNとNHKの最新世論調査では内閣支持率が大幅下落している。森友や日報に対する政府の対応には圧倒的多数が不満を示しているのである。
もはや選挙のやり直しで与党に鉄槌を下すべきだ。また不正に関わった閣僚(官僚ではない)は背任で刑事告発に値する。

2018.04.08

昨日と同じく寒風が吹き荒れた。
ハシズム・松井一派は相変わらず都構想にしがみついてあれこれ画策している。
だが堺市の市民アンケートによれば、都構想とカジノには過半数が反対している。特に都構想は前回の住民投票で反対意見が多数を占めた。しかしハシズム・松井の維新は住民の声を聞かないまま正面突破しようとしている。何故これほど固執するのか?
私見では、権力を握ったら批判勢力に耳を貸さず、すべてトップダウンで物事を決めようとする独裁主義、そして財界などからの支援を受けて彼らの利益のために働くこと、この2筒が柱になっていると考える。
この点ではアベットラーやトランプと似ている。勝った者が自由に権力をふるうことが当然との論理である。しかしこれは民主主義ではない。建前としての選挙を通じているはいるが、権力の行使のすべてを有権者が権力者に委託しているわけではないからである。多数決は混乱を長期化させない便法ではあるが、完璧ではない。それはスコットランド独立運動とかカタルーニャ州独立運動など、対立勢力が拮抗している場合に見られる。

2018.04.07

今日は気温が下がって3月くらいの気温。風も強くてウォーキングはやりにくかった。明日も同様の天候らしい。
桜も散り始めて青葉の新芽が出始めている。桜の次は楠の葉の入れ替え。こちらは古い葉が落ちるのだが、秋の紅葉と違って茶色く汚い。
さて、舞鶴市長が土俵で挨拶中にくも膜下出血で倒れて女性看護師が心臓マッサージを行った「事件」、相撲協会は当時の「女性は土俵から降りろ」というアナウンスをしたことを謝罪した。しかし今回は例外で原則は女人禁制として女性を土俵に上がらせないことに固執している。「伝統」だそうだ。
しかし事実としてこの言い分は間違っている。
ネットで調べたが、記録には古事記の時代や室町、江戸時代に女相撲が行われたとある。そもそも女人禁制は明治時代に持ち込まれたものらしい。一方で江戸時代には観客は男だけとなっていたのが、明治なって相撲人気が落ちたのを機に女性観客を入れるようになったとのこと。
また国際相撲連盟には女人禁制のルールはないし、最近は女子相撲の国際大会も開かれているのである。
天皇の代替わりの儀式の多くが明治になって制定された皇室典範で作られたのと同様、もっともらしい「伝統」で女性を締め出すことはこの際やめるべきだろう。

2018.04.06

最近またプロバイダー側のグローバルIPがころころ変わる現象が再発している。
ルーターを更新する前よりもましだが、それでも最小2時間〜最大2週間くらいで切り替わる。昔は数ヶ月は変化がなかった。とりあえずはルーターを再起動して落ち着かせている。
プロバイダーに申し入れようとも思うが、どうせのらりくらりと逃げ回るに決まっているから諦め気味。だが精神衛生上はよくない。

2018.04.05

一昨日書いた文書改ざん・隠蔽問題だが、背景として内閣人事局の他にアベットラーが進めている政治の私物化、そして違憲の政治が行われていることも一因と見る。
その典型は集団的自衛権を閣議決定して、南スーダンへ自衛隊を派遣したこと。
当初隠蔽された日報には明らかに「戦闘」と明記されていたが、当時のイナダットラー防衛大臣は日報の存在を公表せず、国会でも「衝突」と言い張った。しかも「戦闘と表現すると憲法違反になるから衝突としか言えない」と居直ったのである。
官僚にすれば大臣の首が飛ぶような答弁とか文書は出せないし、大臣からもそれとなく圧力がかかるとなっては、対応に窮した官僚が嘘をつかされるのは当然の成り行きである。そしていつも私が言っているように、嘘を隠すために次の嘘をつく「嘘の自転車操業」が延々と続くのである。
もし嘘がばれて国民の目に見えるようになったとき、公表された事実に対して、かつ嘘を着いていたことに国民の怒りは収まらなくなるのである。

2018.04.04

野菜の価格が下がった、というか元に戻った。先月下旬からの好天に恵まれたのだろう。
カロリーを抑えたメニューが必要な私には野菜の煮付けで腹を膨らせる。小松菜、白菜、みずな、チンゲンサイ、キャベツなどに厚揚げまたはちくわを入れて、醤油ベースの出汁で煮る。これで一日分の野菜摂取量350グラムがクリアできる。青汁なんぞ必要ない。

2018.04.03

ここ最近は気温が平年より高い状態が続いている。今も室内温度が25度あってまるで初夏だが、湿度が低いために汗が出ない。
文書改ざん・隠蔽は防衛省でも発覚。すべての省庁でこのようなことが日常的にに行われていると勘ぐりたくなる。
既に指摘されていることだが、背景には内閣人事局の存在が諸悪の根源になっていることがある。高級官僚は官邸の査定によって左遷、降格させられることがあるから、その意志に不利な書類は出せないと無言の圧力がかかっている。だから省内にある文書はそのままでは国会などに提出できないという心理が官僚に働くのである。
アベットラーはそれを知ってか知らずか、「お友達」を優遇するから、官僚は萎縮してしまう。そこには国民に奉仕する官吏としての矜持は消し飛ぶ。
結局アベットラーによって民主主義は破壊されているのである。

2018.04.02

今日は補聴器の調整をしてもらった。
補聴器を付けた当初からの課題だったが、人間の言葉を聞き分ける力が80点程度のままだったので調整してもらった。これで人の話し声とかドラマのせりふの聞き分けがかなり改善された。もっとも周囲の高周波の騒音も増幅されるので痛し痒し。そもそもマイクとアンプを通した音が人間の耳と完璧に同じにすることは不可能である。
帰りにホームセンターでフライパンを買った。
今使っているものはコーティングが剥げて焦げ付きがひどくなったためである。寿命は約2年。市販されているものはアルミの鋳物にフッ素などの薄いコーティングがされていてて安いのだが、10年も持つことはない。プロ仕様の鉄板をプレスしたものは大阪の道具屋筋などで売っているが、毎回調理後に油を塗って錆を防ぐなど手入れが面倒なので家庭向きではないのである。

2018.04.01

1年の4分の1が過ぎて早や4月。
これまでなら年度末決算を終えて緊張感が解ける頃だが、今は緊張感どころか緊張感そのものが消えている。代わりに未だ気になるのは足の調子が100%戻っていないこと。
足と腹筋の運動とウォーキングは一日も休んでいないが、そう簡単に問屋はおろしてくれない。神経そのものは骨に押されたままだから、筋肉で脊椎骨のゆがみを筋肉で押し戻すしかない。
とにかくアルバイトができるくらいの体調に回復させることを時間をかけてやるしかないのである。そこには決算も年末年始もない。