悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

2010  01  02  03  04  05   06  07  08  09  10  11  12
2011  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10  11  12
2012  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10  11  12

2010.05.31:

会社の帰り道、田植えの終わった田んぼを見つけた。蛙の泣き声も聞こえた。そろそろそういうシーズンである。
また、道路では都市ガスの配管沈設工事が行われていた。
この2つを結びつけるもの、それは都市化が進んだ田舎の風景である。
田んぼが埋められて住宅が建ち、それにつれて各戸にあったプロパンガスに替わって都市ガスが来るのである。
都会育ちの私が、都市ガスが引かれ、トイレが水洗化するのを見たのは小学生の頃。それが次第に団地ブーム、高層マンションンにつながっていった。人口の飽和によって住宅土地の開発はスピードが落ちたが、それでもひなびた田舎では少しづつ都市化が進んでいる。
同時に、それは不毛の農業政策による農地の減少、農業の衰退と結びついている。

2010.05.30:

息子の食事の仕方には一部腹が立つことがある。
それは皿の盛られた料理の複数の食材を分けて一種類づつ順に食べることである。例えば今日のおかずのひとつははチンゲンサイとベーコンを炒めたものだったのだが、先にチンゲンサイだけを食べ、次にベーコンを食べるのである。これは作る側からすれば、馬鹿にされているように感じる。折角の食材の組み合わせを拒否しているように思えてしまうのだ。
私は少しムッとして気持ちを伝えたが、彼はどの程度理解しただろうか。

2010.05.29:

米軍の駐留は本来ならサンフランシスコ平和条約で終わるべきものだった。
その第6条(a)には、条約締結後に連合国の軍隊は撤退するとなっているのだが、但し書きとして条約を結べば外国の軍隊が駐留してもかまないとしている。これが日米安保の根拠である。
この但し書きの世界が、現安保条約では未来永劫に続くことになった。
しかし駐留米軍の実態は、日本を守るというよりもアメリカの対ソ、対中戦略のための足がかりとして使われていたし、朝鮮戦争とかイラク、アフガニスタン攻略の後方支援の意味もある。ソ連崩壊後はむしろ後者のような役割の方が大きくなっている。
日本防衛というのは付け足しにしか過ぎない。
そのような安保条約にしがみつく日本政府の意図は何か。それは安保条約第2条に含まれる「経済条項」によって、アメリカの軍事・経済戦略双方に組み込まれることが日本の財界・大企業にとって多大な利益を与えるからである。
戦後、戦争で壊滅的な打撃を受けた日本経済を立て直す必要があったが、戦前のように中国をはじめとするアジアを軍事的に支配し、植民地化するような手法は使えない。そこでアメリカの力を利用して、その影響力が強い地域に輸出攻勢をかけるほうが利益にかなった。そのためにはアメリカの言うことをすべて受け入れる必要があったのである。
今の保守政権は主に財界・大企業からの献金で成り立っているから、彼等の言うことには絶対逆らえない。
そういことを何十年も続けているから、アメリカの言うことには、水戸黄門がかざす葵の紋の印籠を前にした代官のようにひれ伏すのである。「米軍の存在は必要」と繰り返す裏には、「この星条旗が目に入らぬか」という背後霊がいるのだ。
もう一度冷静に考えてみよう。
今、北朝鮮の無謀な行動が問題になっているが、あんな脅しにはアメリカはびくともしない。ミサイルを誤射しようが、核実験に失敗しようが軍事力を周囲に集結させるような大規模な行動は見られない。大騒ぎしているのは韓国(これは当事者だから無理もない)と日本だけである。
北朝鮮の真のねらいは「金王朝」の安泰であり、最も恐れているのはアメリカの軍事力である。6カ国協議でなく、アメリカとの単独交渉を望むのは、3日もあれば北朝鮮を殲滅できるアメリカから軍事力を使わない保証を得たいがために過ぎない。国際社会から見れば噴飯ものの論理だが、その程度のレベルである。
だから北朝鮮にとって、日本に向けてミサイルを発射する意図は日本に対する脅しではなく、日本に駐留する米軍としか考えられない。もし日本に米軍がいなければ、彼等は日本を攻撃する理由を失うだろう。
今世界は核兵器を中心に、軍縮に向けての世論形成がなされつつある。国際的紛争はテロなどによるのではなく、国連を通じた平和的解決を求める声が圧倒的である。だからこそ湾岸戦争では国連の旗印が掲げられたし、逆にイラク戦争ではアメリカの身勝手が批判を浴び、ブッシュ政権が倒れてオバマ政権に変わったのである。

憲法の上に米軍を置いたことで最も被害を蒙ったのは沖縄である。だから県内移転ということは県民が許さない。候補地として名前が出た徳之島も無理だろう。橋下大阪府知事が何を言おうと、もはや日本国内はどこも無理である。だったら普天間の海兵隊はお引取り願うしかない。代替地?そんなものはアメリカが日本以外の候補地を自分で考えたらよい。ついでに言うと、海兵隊は守りの部隊ではなく、最前線で敵地に殴りこむことを任務にしている。

2010.05.28:

遂に、辺野古に新しい基地を作るという日米共同声明ができた。
基地のたらい回しを拒否する沖縄県民の意思は無視され、沖縄の基地縮小は日米間の議題に上がることもなかった。この県民の要望を日米交渉の議題にもしないという手法は自民党政権時代と変わらない。
県内移転に連立政権の社民党は反対し、福島大臣(党首)は遂に基地移転の内閣方針文書に署名することを拒否した。
鳩山首相はそれに対抗して福島大臣を罷免した。あくまで米軍優先を貫くつもりだ。
この事実を考えると、国民の意思はどうあろうとも歴代の保守政権はあらゆる国内政策の上、ひいては日本国憲法の上に米軍を置くことを主な任務にしていることになる。
それほどまでして米軍を駐留させる意味は何なのか?
その話は次回に譲る。

2010.05.27:

社内でのイジメの話を聞いた。イジメの対象は入社して数年の若い社員。いじめた側は課長とも言われるがはっきりしない。複数の可能性もある。プライバシーの問題もあるので詳しく書けないが、見るところ息子の退職強要に似ている。
もちろん「辞めろ」とは大企業の対面上絶対に口はしない。
しかし異動の希望を勧めることで、それもいやなら辞めるしかないとの臭いがする。
自殺といい、イジメといい、このまま放置すれば会社が内部から腐っていくだろう。

2010.05.26:

今朝はこれまでとガラッと変わって少し冷え込んでいた。しかも風が強い。
実は今日で「新・のぞみシステム」の設計レビュー会議が終了した。詳細は後日そちらのコーナーに書くが、ともかくも一段落で、明日から本来(?)の仕事に集中する。当面は5月末データの整理と職場メンバーへの尻たたき。
それに加えて、今年度更改PCの入れ替え作業がある。今年のメーカーはNECでWinXP SP3。毎年のように変わるメーカーには閉口する。というのも、トラブルが起こった場合、余った古いPCからHDをそのまま入れ替えることができないからである。さすがにドライバが微妙に違うHDを使うのは気が引ける。
そういう場合は情シスにHDの入れ替えとOSの再インストールを頼むのだが、そうなると2〜3日はロスしてしまう。その間、仕事にならなくなるので困るのである。
今年は私のPCも更改対象。今から準備を始めなければいけないのだが、何故かユーザープロファイルがコピーできないので頭を痛めている。

2010.05.24:

昨日からの豪雨、まるで梅雨のようだ。県西部では川が氾濫寸前までいき、避難命令が出たところもあった。JRも一時運転見合わせ、その影響で夕方までダイヤの乱れが続いた。
折角野菜の値段が落ち着いたのに、また値上がりする要素が出てきた。
昔はこんなことを気にも留めなかったが、兼業主夫になってからは企業物価指数、消費者物価指数、そしてスーパーの野菜の価格が気になる。そして最近気になるのが牛肉・豚肉の価格。
宮崎県の畜産農家の方にはご同情申し上げるが、これは同時に松坂牛、近江牛などの肉牛を育てている農家にも影響し、そして我々消費者にも価格上昇となって出てくるだろう。
思い起こせば2001年、大流行のイギリス出張のときにホテルで見たお知らせ。「口蹄疫のため、朝食のベーコンはいつもの2枚から1枚に減らさせていただいております」
こんな光景は見ないように、感染拡大の努力が望まれる。

2010.05.22:

普天間基地の問題、結局鳩山政権は自民党が合意した元の計画にほぼ戻ることにしたようだ。
これは実質的に鳩山首相が「少なくとも県外移転を」と公約したことは詐欺であったことになる。
しかも「県内移転はダメだ」と沖縄県民が明確に意思表示したことを、聞くふりをしながら無視したのである。ここまで民意を踏みにじる行為は民主主義の破壊であり、かつ日本の政治の上にアメリカの軍事力を置くものである。
我々日本人はアメリカの軍隊のために生きているわけではない。

2010.05.21:

遂に株価が1万円を割った。ギリシャの財政破綻がきっかけで、スペイン、ポルトガルの不安も含めて信用不安が再び懸念材料になった。
このことが意味するのは、やはり私が指摘した通り、債権の目減りは処理したものの、清算が終わっていないためである。
しかも本格的景気回復の目途はない。特に日本の場合は、持てる者は目減りしても持てる者のまま法人税の引き下げを要求しているし、持てない者には消費税増税が待っているから、なおさら底入れには程遠い。逆に一部輸出大企業を除いて株価の値下がりが景気後退を加速しやすい体質になっている。
「2番底」は仮定の話ではない。

2010.05.20:

韓国哨戒艦の沈没事件、米韓は北朝鮮の魚雷によるものと断定したが、何となくすっきりしない。動機がひとつも明らかになっていないからである。
意図的に沈めてやろうとしたのか、誤爆なのか、推測記事すらない。もちろん北朝鮮は絶対に公表しないだろう。
こういう状態で北朝鮮の悪事だけが批判されても、どうやってこのような愚行が防げるのかはまったく見えない。国際社会の仲間入りをさせるには、それなりの道理とマナーが必要であることを北朝鮮に理解させるためにも、動機は明確にさせるべきだろう。

2010.05.18:

夕食のメニューを考えるのが次第に億劫になってきている。
息子からも「最近ワンパターンになっている」と指摘されている。だったら自分で作れと言いたいのだが、そう簡単にはいくまい。
何しろ1時間以内で一式作るのだから手の込んだものはできない。しかも市販の惣菜はほとんど使わない主義だから、煮物、炒め物を中心に超特急で作れるものといえば限られる。野菜炒め、マーボー豆腐、親子丼、白菜と厚揚げの煮付け、etc.・・・・
揚げ物はカロリーのこともあるし、時間もかかる。
しかし考えたら最近は料理本を見なくなった。ちょっと心機一転して、新しいメニューを仕入れるか。

2010.05.16:

兼業主夫生活をやっていると、次第に世間の主婦感覚に似てくる。
特に、このスーパーではこれが安いということに敏感になる。ただ、最近の調査で夫が嫌う「スーパーのハシゴ」はあまりやらない。というか兼業なのでそんなことをやっている時間的余裕がないというのが正直なところである。
私の個人的ルールは、生鮮食料品がスーパーAは火・木・土、スーパーBは土曜のみを原則としている。それとディスカウントCは日用品プラス調味料関係で土曜に利用する。これ以外はあまり浮気をしない。
「スーパーのハシゴ」は、全精神を集中するほどの効果は薄い。他の日用品、衣料品などで無駄遣いすると帳消しになってしまうからである。
会社でコストダウンの計算をやっているとわかるが、各費用の「重み付け」で、コストに大きく影響するものを重点的に見直せばそれで十分なのである。食料費で言えば、市販の惣菜や外食を減らす効果の方がずっと大きい。だからといって1ヶ月外食をゼロにするつもりはないが。

2010.05.15:

民主党は結局自民党と変わらないことがいよいよ見えてきた。
今度の参院選マニフェストで「時期衆院選の後に消費税増税」を掲げることになった。そして直嶋経済産業相は「法人税大幅下げ必要」 と発言したのである。国民は大企業の儲けのためだけに税負担をしているのではないことがまったく理解できていないのは自民党と同じだ。
普天間基地問題でも選挙公約を投げ捨てて基地のたらい回しで済まそうとやっきになる姿が見えている。徳之島の地元町長がダメとわかると、今度は町議会議長に矛先を変えてみたり、知事会を利用してどこかに基地を押し付けられないかと画策している。
国民は政権交代で今までの悪政ストップを期待したが、ストップどころか悪政路線を手直しもせず、そのまま引き継ぐのでは政権交代の意味がない。
鳩山民主党は麻生自民路線と同じく、選挙に負けるつもりのようだ。

2010.05.13:

GW明けから「のぞみシステム」に関する問い合わせやトラブルシューティングが多い。いずれも解決できない話ではないのだが、私がやりたいと思っていたことを中断されるのでやりづらい。
せめて明日くらいは自分の仕事に集中したいのだが、はたして許してもらえるか・・・
実は隣のK美のIBM(レノボ以前のモデル)ノートPCの電源が落ちる現象が時々起こるので気が気でならない。何とかもってくれ!

2010.05.12:

ここ数日雨が多いと思ったら、明日の朝は冷え込んで所によっては霜が降りるとのこと。5月の霜というのはおおよそ聞いたことがない。
こちらはツツジの満開が過ぎて茶色くなった花びらが落ち始めているというのに。
そろそろ新緑の季節で、やがて楠の古い葉が大量に落ち始める。
季節は巡るというが、時として後戻りをしたりと、決してまっすぐ進むわけではない。政治・経済の動きも同じだ。

2010.05.10:

イギリス議会の選挙結果が面白い。今まで保守党、労働党の2大政党が政権を争っていたのだが、その構図が崩れたのである。
その第3の勢力は自由民主党(日本とは違って中道左派と言われる)。いずこの政党も過半数を取れないので、保守党と自民党が連合政権の話をしているが、まだ合意はできていない。
日本ならば大手マスコミが「意思決定が遅くなる」と、財界と一緒になって騒ぐだろうが、イギリス人ならばどこで妥協ができるのか興味をもって眺めるだろう。民主主義は時間がかかるのである。
日本の財界は欧米型に似せた自民・民主の保守2大政党を目論んだが、昨年の選挙で自民党が惨敗したあとも回復せず、しかも民主党は国民の期待に応えられず、支持率は急落している。
そうなると日本でも第3の勢力が伸びても不思議ではないのだが、今のところそのような雰囲気ではなく、無党派層が増えるばかりである。まあ財界、マスコミにとっては2大保守勢力以外が顔を出してもらっては自分達の要求が反映されなくなるので困るのだろう。
今まで私が繰り返し主張してきたことだが、要するに2大政党制は単なる選挙結果であって、政治体制としてベストではないのだ。
さて、日本の第3勢力はどこか、私の個人的意見では共産党が受け皿になるのではないかと見ている。大手マスコミは共産党の動きを徹底して無視するが、オバマ大統領と書簡のやり取りをしたり、先日も志位委員長がアメリカを訪問して要人と会談したり、本来なら鳩山首相がやるべきことをリカバーしているのである。逆に鳩山首相はオバマ政権に信用性を疑問視されている。
この落差は何を示すのか?

2010.05.08:

ギリシャの財政破綻をきっかけに株価が暴落している。懸念されていた景気の「2番底」のにおいがする。
ギリシャ問題の裏には、EU加盟のときに裏で融資が行われて、前政権が財政赤字を粉飾した疑惑があり、しかもそれにはゴールドマン・サックスがからんでいると噂されている。
EUとIMFが融資をすることで危機を逃れるつもりのようで、EUとしてはギリシャ問題をきっかけに通貨ユーロ全体の信用が損なわれるのを避ける意味もある。
しかし、そもそものきっかけとなったリーマンショックの清算はまだ完全に行われたわけではない。アメリカもEUも低金利政策という「モルヒネ」で当面はしのいでいるが、原因となったサブプライムローンや、ヘッジファンドの規制をやり遂げたわけではない。とりあえずはゴールドマンサックスを処罰の対象にすることを決めたばかりで、実際問題、金市場や石油市場は相変わらず投機のターゲットになったまま。そして中国やインドの好景気が辛うじて保っていることはともかく、先進国の実体経済はまだ本物の回復には程遠い。日銀は国内経済がデフレになっていることに見て見ぬふりをしたまま、相変わらずの輸出だのみで本質から目をそらすことにやっきになっている。だから一部専門家から「2番底」の指摘が出ていたのである。
それにしても不思議なのは、ギリシャよりも財政赤字が大きい日本が平然としていること。円安にもならなければ、国債の金利が下がることもない。私は専門家でもないので何とも言えないが、国外の投資家から見ると円の信用は落ちていないらしい。「外に強く、内に弱い円」は悲しいことにまだ健在のようである。

2010.05.07:

普天間基地移設問題で鳩山首相と徳之島の3町長の会談が行われたが、予想通り決裂した。
町長側は26000人分の署名を提出して基地が来ることをきっぱり拒否した。極めて明確である。
しかし首相は米軍の存在は必要ということを、壊れたレコードのように繰り返すだけ。これについて町長側の反論はきわめて明確なものだった。「基地のたらい回しの発想でなく、基地の縮小を!」
繰り返しになるが、いつまでも米軍の存在を絶対視し、民意がいくら基地たらい回しに反対しようとも、そのことをアメリカとの交渉の議題に乗せようともせず、ひたすら自己規制している姿は、日本国民の代表としての資格を欠いた態度でしかない。
まさにそれが従来の自民党政権の姿勢だったわけで、選挙戦で「少なくとも県外移転を」と明言したことに沖縄県民だけではなく、日本全体が拍手喝采をしたことは明白な事実である。
それを一切反故にして、沖縄と徳之島に犠牲を強いることは、出口のない袋小路に首相自らを追い込むことでしかない。それでもなお節を曲げないというのなら、国民はきっぱりとした結論を下すだろう。

2010.05.06:

連休明けの出勤は、やはり頭がボーッとしている。
しかし月末データ締切日とあっては眠っているわけにはいかない。仕方なくあれこれデータの抜けが出ないよう警告メールをいくつか出すことに忙しかった。
連休の猛暑は落ち着いて、明日は半日ばかり雨となりそうだ。

2010.05.05:

連休6日目:
今日で連休は終り。準備運動として今朝は平日どおりの時間に目覚ましを合わせて起床。
今日は子供の日だが、祝いをするような小さな子供はいないので、極めてのんびりとした一日。
私の部屋の下の階には幼稚園前の子供がいて、ベランダには鯉のぼりが舞っていた。

2010.05.04:

連休5日目:
鳩山首相が沖縄入りして、結局は嘉手納基地を県内に移転させることを明言した。明白な公約違反に県民は怒りの頂点に達している。
沖縄県民ならずとも、心ある国民から見ても、公約を反故にしてでも米軍基地の存在を絶対視する首相の姿勢には疑問を持たざるを得ない。しかもこれまで基地問題をあいまいにし、自らの方針を隠してきたことは国民全体に対する裏切りでもある。
選挙公約・マニフェストを実行することは、たとえアメリカという相手がいるとはいえ、まずは正々堂々と国民の意思を踏まえた交渉をすることである。それをしないまま、裏で幕引きしようというのは、これまでの自民党と同じ手口でしかない。

2010.05.03:

連休4日目:
今日は憲法記念日ということで、何か憲法にちなんだ一言を探したがどうも見つからない。まあ、無理して書くこともあるまいと思うので、今回はパスさせていただく。
それにしても、この頃は日記ネタを捜すのに苦労する。歳を取るごとに記憶があいまいになる。典型は人の名前。いちばんひどいのは、相手に電話をしながらも突如として相手の名前を忘れるのである。
年齢を感じるのは他にも、耳が遠くなった(聴力テストでの高音は40代後半から×)、正座はできないし胡坐もかけないほど足の筋肉が固くなった、ことがある。
ちょっとだけ憲法とのからみで話をさせてもらえば、私の体力はいやでも衰えていくが、今の憲法は衰えさせてはならない。特に9条と25条は。歴代政権がその実現をサボってきたが、これらの条文が名実ともに花咲けば日本はすばらしい国になる。私がこの世を去るまでにぜひ実現してほしいものだ。もちろん私も努力するが。

2010.05.02:

連休3日目:
本日は友人HPの4月分ログ取りと集計。1日平均100アクセスをちょっと超える程度だから、極めてマイナーなサイトである。
編集メンバーは大幅なアクセスアップを希望しているが、新聞・雑誌にでも紹介されない限り無理な相談である。
アクセス増を望むならば、こまめな更新、そして良質な記事を書いて固定客をつかむ地道な努力しかない。おもちゃ業界ではないが「10年に一度大ヒットがあれば食える」ようなことを目指しても意味はないのである。
私に言わせれば、現在の編集委員のレベルアップが緊急の課題だ。いつまでもHTMLファイルの作成を私に一任しているのは情けない。
常日頃会社でも言っていることだが、「私が交通事故で明日死んだらそれまでだよ」という現実を本気で解決してもらいたい。

2010.05.01:

連休2日目:
今日から5月。五月晴れで少し気温が上がった気がするが、風が強いので体感温度はやや低い。
月が改まった早々、あまり芳しくない話。
息子が自分で体重計を買ってきた。自分でも太り過ぎが気になってきたらしい。しかし結果を聞いて驚いた。身長約160センチで体重80キロ!
トンデモナイ数値である。よって血圧と血糖値を測ったら、標準値をはるかにオーバー! メタボ決定!!
原因は明らかにマクドナルドの食いすぎ。朝夕は私にあわせたカロリーだが、昼に猛烈なカロリーを摂り、場合によっては深夜にマクドナルド+「じゃがりこ」を食べているせいである。
病院に行かせてもおかしくないが、手始めは食事制限を指導されることは間違いないので、努力してもダメという結果が出てからにしようと思う。