2004年10月19日午後7時33分頃、アメリカ・ミズーリ州セントルイス発同国同州カークスビル行きCorporate Airlines(アメリカンコネクション:アメリカン航空のコードシェア便)5966便Bae3201ジェットストリーム32EP(N875JX)が、カークスビル空港へ着陸進入中に空港の南方約6.5kmの森林地帯に墜落した。
この事故で乗員2名、乗客13名、計15名のうち、乗員2名、乗客11名、計13名が死亡し、乗客2名が救助された。
事故機からは異常事態を知らせる交信はなかった。墜落地点の約1マイル手前から木々が削り取られ、墜落現場付近ではなぎ倒されており、機体の破片は直径約1マイルの範囲で散乱していた。機体は大破炎上した。翌朝までに現場からフライトデータレコーダが回収された。
事故当時現場周辺は霧も発生し視界が芳しくなく、雷雨もところにより発生していた。
フライトデータレコーダーの初期解析結果によると、降下中であった事故機が、衝突前の4秒間はわずかに上昇していたことが判明した。。
Corporate Airlinesは、テネシー州に本社を置く、1996年に設立された新興航空会社であり、17機のジェットストリーム32を保有している。アメリカンコネクションとしては、アメリカ中西部の13都市からセントルイスやナッシュビルに向かう70便を提供していた。本件は同社にとって初めての航空死亡事故となった。
カークスビルはセントルイスの北西約220マイルに位置するミズーリ州北東部の都市である。
事故機は1990年に製造された。