2004年1月13日午後7時27分、ウズベキスタン・テルメズ発同国タシケント行きウズベキスタン航空1154便ヤコブレフYak-40(UK-87985)が、タシケント空港へ最終進入中に空港近くで墜落した。
この事故で乗員5名、乗客32名、計37名全員が死亡した。
乗客の国籍は4名を除き全てウズベキスタンであった。なお、乗客には在ウズベキスタン国連代表事務所の職員が含まれていたが、ウズベク政府筋はテロの可能性を否定した。
事故機は一度着陸復行し、視程約250m〜350m、RVR600m〜900mという濃霧の中を2度目の着陸進入を行っていた。初期調査では、パイロットが高度60mで逆噴射を使用した可能性が示唆された。逆噴射は直ちに解除されたが、充分な高度を得ることが出来ず、右主翼がコンクリート製の建物に衝突し、次いで左主翼が脱落、コンクリート製の空港の防護壁に衝突し、機体は破壊され溝に墜落し、炎上した。
事故機は1975年に製造された。