2003年7月8日午前4時頃、スーダン・ポートスーダン発同国ハルツーム行きスーダン航空139便ボーイング737-2J8C(ST-AFK)が、ポートスーダンで緊急着陸のための着陸進入中に空港から約5Km地点の原野の斜面に墜落した。
この事故で乗員11名、乗客106名、計117名のうち乗員11名、乗客105名、計116名が死亡し、乗客1名が重傷を負った。
乗客の国籍は99名がスーダンで、インドが3名、イギリス、中国、エチオピア、アラブ首長国連邦が各1名であった。唯一の生存者は3歳の男児で、右脚を失い、首に熱傷を負ったものの生還を果たした。
事故機は、離陸数分後にパイロットがエンジン1基の故障の報告を管制塔に行い、約10分後、空港に引き返す途中で墜落した。
事故当時、現場付近の天候は悪かった。
墜落後、機体は激しく炎上したため、遺体の損傷が激しく、身元確認や遺族への引渡しのための輸送が困難であると判断され、事故の翌日にはイスラム教による祈祷が行われた後、共同墓地に埋葬された。
事故機は1975年に製造された。