2002年8月22日午前10時15分頃、ネパール・ジョムソン発同国ポカラ行きシャングリラ航空デハビランドDHC-6ツインオッター300(9N-AFR)が、ボカラ空港への着陸進入中にポカラ空港の南東約5Kmの丘の高度4600ft地点に墜落した。(墜落時刻については、午前9時41分頃等とする情報もある)
この事故で乗員3名、乗客15名、計18名全員が死亡した。
乗客15名は全員外国人観光客でドイツ国籍13名、アメリカ国籍1名、イギリス国籍1名で、乗員は3名全員がネパール国籍であった。
事故機は午前9時41分にジョムソンを出発し、午前10時5分頃ポカラ空港に到着予定であったと伝えられる。
事故当時、現場の丘付近は3日間雨が降り続き、低い雲と霧に完全に覆われた状態で天候が悪かった。機体はいくつかの大きな残骸となって狭い範囲に散乱した。
出発地ジョムソンと目的地ポカラは共にヒマラヤ山脈近隣の代表的な観光地であり、とりわけポカラは世界有数の山岳リゾートとして例年多くの外国人登山客らが訪れている。
事故機は1981年に製造された。