2002年5月7日午後3時30分頃、エジプト・カイロ発チュニジア・チュニス行きエジプト航空843便ボーイング737-566(SU-GBI)が、チュニス・カルタージュ国際空港に着陸進入中、空港から約6Km離れたチュニスのナフリ地区の丘陵地帯に墜落した。
この事故で乗員6名、乗客56名、計62名のうち乗員3名、乗客11名、計14名が死亡、48名が負傷した。
事故当時、現場は霧がたちこめる豪雨で、砂交じりの風が吹いていた。
事故機は、着陸態勢に入った後、車輪が出なくなり、ローパスを行った後の2度目の着陸進入中に墜落した。その際、規定を超える速度で空港に向かっており、メーデーを管制に通告後、交信を絶った。
事故機は1991年に製造された。