2001年3月24日午後4時18分頃、フランス領グアドループ県サンマルタン島発同国グアドループ県サンバルテルミ島行きエール・カレーブ1501便DHC-6ツインオッター300(F-OGES)が、サンバルテルミ島で最終進入中に空港近くの民家に墜落した。
この事故で乗員2名、乗客17名、計19名全員と民家の住民1名の合計20名が死亡し、民家の住民1名が負傷した。
事故機はサンマルタン島を午後4時過ぎに離陸し、サンバルテルミまでの飛行時間は15分の予定だった。サンバルテルミ島の滑走路は約650mと短く、最終進入時は民家の上を低空で飛行しなければならないため、関係者の間では高い操縦技術が必要な空港として知られていた。
事故現場のサンバルテルミ島やサンマルタン島は、米自治領プエルトリコの東約200Kmのカリブ海に位置しており、フランスではリゾート地として人気が高く、事故機も乗客のうち15名がパリからの観光客で、他に1名のアメリカ人、2名の地元民が搭乗していた。
事故機は1969年に製造された。