2000年1月30日午後9時10分(日本時間31日午前6時10分)頃、ケニア・ナイロビ発ナイジェリア・ラゴス経由コートジボアール・アビシャン行きケニア航空431便エアバスA310-340(5Y-BEN)が、アビジャン国際空港を離陸直後、空港東2Kmの大西洋上に墜落した。この事故で、乗員10名、乗客169名、計179名のうち169名が死亡した。
事故機は、ナイロビからラゴス経由でアビジャンに向かう予定だったが、砂あらしでラゴス空港に着陸できなかったため、先にアビジャンに着陸し、アビジャンからラゴスに向かう途中だった。
ケニア航空による航空死亡事故は、本件が初めてである。事故機は1986年に製造された。