1999年4月15日午後4時(日本時間同5時)頃、上海発ソウル行き大韓航空6316便MD-11型貨物機(乗員3人)が上海虹橋空港を離陸直後に空港から約20キロ離れた上海郊外の田園地帯に墜落し、農家に激突した。この事故で乗員3名全員のほか、7歳の子供を含む住民4名が巻き添えになって死亡、40人以上が重軽傷を負った。 事故機は同日午前、ソウルから貨物を積んで上海に到着し、約70トンの貨物を積み替えてソウルに戻るところであった。同機は離陸から6分後にレーダーアウトした。