1999年2月24日午後4時34分、中国・四川省成都発浙江省温州行き中国西南航空4509便ツポレフTu-154M(B-2622)が、着陸進入中に浙江省瑞安に墜落した。
この事故で乗員11名、乗客50名、計61名全員が死亡した。
事故機は高度約1000mでフラップを拡張した直後に、急激にピッチ角を下げ、制御を失い地上に向けて急降下した。複数の目撃者が事故機が機首を下げて落下してくる事故機を目撃している。事故機は農場に墜落し、爆発した。数名の農民が飛んできた破片にあたって負傷した。墜落地点には200ft×100ftの穴が開いた。
事故機はエレベーターコントロールシステムのロッドやベルクランクを固定しているセルフロックナットが外れ、ボルトが抜け落ちたことで、ピッチ角の制御を喪失した。
事故機は1990年に製造された。