1999年1月13日午前6時33分(PST)、カナダ・バンクーバー発同国ビクトリア経由同国Nanaimo行きKelowna Flightcraft Air Charter 300便DC-3C(C-GWUG)が、巡航中に同国メイン島で墜落した。
この事故で、乗員2名全員が死亡した。
事故機は貨物便で同国Nanaimoに直行する予定であったが、ビクトリア経由に変更された。ビクトリアへ向けメイン島上空高度900ftを130ktで飛行中にMount Parkeの立ち木に接触し、そのまま600ft下の谷底へ墜落した。
事故機は有視界飛行方式で飛行していたが、現場近くの雲低高度は800ftしかなく降下している途中であった。この高度は周辺の山等の飛行障害物よりも低かった。法律で義務付けられていなかったこともあり、事故機にはGPWSは登載されていなかった。
事故機は1944年に製造された。