1998年12月11日午後7時10分頃、タイ・バンコク発同国南部スラタニ(Surat Thani)行きタイ国際航空261便エアバスA310-204(HS-TIA)が、スラタニ空港に最終進入中、同空港から南西約3Kmのゴム園に墜落した。この事故で乗員14名、乗客132名、計146名のうち乗員11名、乗客90名、計101名が死亡した(邦人1名死亡、3名負傷)。
事故当時、スラタニ空港周辺は豪雨で、視界も悪かったうえ、同空港のILSはメンテナンスのため運用を停止しており、運航乗務員はVORを使って進入を試みていた。事故機は3度目の着陸試行中に失速して墜落した。