1998年8月29日午後1時3分、エクアドル・キト発同国グアヤキル行きキューバ航空389便ツポレフTu-154M(CU-T1264)が、キトのMariscal Sucre空港を離陸時に墜落した。
この事故で乗員14名、乗客76名、計90名のうち、乗員14名、乗客56名、計70名と地上の10名の合計80名が死亡した。(なお乗客の死者数を58名とする情報もあり、この場合死者数は合計82名となる。)
事故機は2度離陸滑走を中止した後、3度目の離陸滑走を行っていた。事故機は僅かしか上昇することが出来ず、滑走路端を過ぎたところにある自動車修理工場の屋根に引っかかり、サッカー場に墜落、炎上した。
パイロットの離陸中止の判断の遅れが事故を招いたとの指摘がある。
事故機は1985年に製造された。