1997年7月17日午前11時55分頃、インドネシア・バンドン発同国ジャカルタ行きセンパティ航空(Sempati Air)304便フォッカーF-27フレンドシップ600(PK-YPM)が、バンドン空港を離陸直後バンドン市郊外の住宅密集地に墜落した。
この事故で乗員5名、乗客45名、計50名のうち、乗員5名、乗客24名、計29名が死亡、乗客21名が負傷した。
事故機は、午前11時46分にバンドン空港を離陸し、離陸上昇中にエンジン1基が故障を起こし煙が噴き出した。パイロットは近隣の空軍基地に緊急着陸を試みたが、途中で湿地帯に墜落した。
事故機は1969年に製造され、Trigana Air Servicesからリースされたもので、1996年5月14日には、ジャカルタで駐機中のフォッカーF-28の右主翼に第1エンジンのプロペラを接触させる事故を起こしていた。