1994年10月29日午後9時30分頃、ソビエト連邦ロシア共和国(当時:現ロシア連邦)ユジノサハリンスクから同国ロシア共和国ウスチイリムスクに向かっていたアエロニカ(本社:ロシア)のアントノフAn-12BP(RA-11790)が、最終進入中、ウスチイリムスク近郊で滑走路手前2.1Kmの丘に墜落した。
この事故で乗員7名、乗客16名、計23名全員が死亡した。
事故機はアウターマーカーに向けて進入中に突然ピッチ角が50度もの機首下げとなり墜落した。事故当時の空港周辺は悪天候で、雲低高度150mであった。事故機は着氷により制御不能となった。
事故機は1961年に製造された。