1993年11月20日午後11時30分頃、スイス・ジュネーブ発マケドニア・スコピエ行きアビオインペクス航空(本社マケドニア)110便ヤコブレフYak-42D(RA-42390)が、マケドニア南西部のオーフリドの北西15Kmの山地に墜落した。この事故で乗員8名、乗客108名、計116名全員が死亡した。
事故機は、目的地のスコピエが悪天候のため代替空港のオーフリド空港に着陸を試みて着陸復行していた。パイロットが空港の場周経路を誤ったことが主な事故原因であったが、航法援助施設の不備により管制塔が事故機を誘導できなかったことも大きな要因であった。