1992年12月21日午前7時30分頃、アムステルダム発ポルトガル・ファロ行きマーチンエアー(MPH)(本社オランダ)のチャーター便のDC-10-30CF(PH-MBN)が、ファロ空港に接地寸前に突風(ウインドシア)にあおられ、滑走路を外れ墜落し大破、爆発炎上した。
この事故で乗員13名、乗客327名、計340名のうち乗員2名、乗客54名、計56名が死亡し120名が負傷した。
ポルトガルの事故調査報告書は、悪天候の進入におけるパイロットの判断ミスと操縦ミスを主な事故原因としたのに対し、オランダ政府は天候不良が主な事故原因であると反論した。