1990年9月11日午後3時30分頃、マルタ発アイスランド・レイキャビク経由カナダ・ニューファンドランド州ガンダー行きフォーセット航空(本社:ペルー)のボーイング727-247(OB-1303)が、巡航中にカナダ・ニューファンドランド島南東沖合約290Kmの大西洋に墜落した。
この事故で乗員3名、乗客15名、計18名全員が死亡した。(乗員6名、乗客10名の計16名全員死亡との情報もある)
事故機はエアマルタへのリースを終えてマルタからペルーへ回送する途中であった。事故機はガンダーに向け巡航中、午後3時20分に緊急事態である旨を近傍を飛行中の航空機に伝えた。事故機は残燃料が少ないことを告げる警告灯が点灯し、10000ftを切って降下中であること、不時着水に備えていることなどを伝えた後、消息を絶った。
事故機は1969年に製造された。この事故でボーイング727の全損事故は59件となった。