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事故詳細

(事故No,19890219a)

 1989年2月19日午前6時36分、シンガポール発マレーシア・クアラルンプール行きフライングタイガー(フェデラルエクスプレスの前身)66便ボーイング747-249F(N807FT)がクアラルンプールで最終進入中に空港手前約12Kmの地点に墜落した。
 この事故で乗員4名全員が死亡した。
 事故機は織物、コンピューターソフトウェア、手紙などを積載した貨物便であった。パイロットはアプローチ中に管制官から「descend two four zero zero」と降下の指示を受け、「descend to 400」と解釈して降下を開始した。この地域の安全最低高度は2400ftであり、事故機はミニマム以下に降下し、高度600ftで丘の斜面の木々に衝突し炎上した。管制官が標準的な語法を用いなかったために指示内容に誤解が生じたことが主な事故原因であった。
 事故機は1979年に製造された。


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