1988年6月12日午前9時23分頃、アルゼンチン・ブエノスアイレス発同国レシステンシア経由同国ミシオネス州ポサダス行きアウストラル航空46便MD-81(N1003G)が、最終進入中に墜落した。
この事故で、乗員6名、乗客16名、計22名全員が死亡した(邦人2名含む)。
事故機は午前7時4分ブエノスアイレスを出発し、午前8時14分に経由地のレシステンシアに到着し、午前8時40分にレシステンシアを出発した。午前9時9分、事故機はポサダス空港管制塔と交信を開始し、空港から30nmの地点を有視界気象状態下高度9000ftで飛行中であると報告した。午前9時16分頃、管制官はVOR/DMEアプローチでの滑走路01への進入と高度4000ftへの降下を事故機に許可すると共に、VOR上空通過を報告するように事故機に求めた。事故機は滑走路端から3022m地点のeucalyptus forestの頂上に墜落した。事故当時空港周辺の視程は僅か100mであった。
パイロットが空港の最低気象条件を満たしていないにもかかわらず、計器進入を行った点が主な事故原因として挙げられている。
事故機は1981年に製造された。