1987年8月31日午後3時40分頃、タイ・ハジャイ発同国プーケット経由同国バンコク行きタイ国際航空365便ボーイング737-2P5(HS-TBC)が、プーケットで着陸進入中にプーケット国際空港東方約15Kmのアンダマン海上に墜落した。この事故で乗員9名、乗客74名、計83名全員が死亡した(邦人3名含む)。
パイロットが、事故機の後ろを150m低く飛行していたドラゴン航空のボーイング737に気をとられ、自機の対気速度のモニターを疎かにしたため失速状態に陥った。両機の間隔を充分に設けるための適切な指示を怠った管制官の責任も問われた。