1985年1月19日午前8時22分、キューバ・ハバナからニカラグア・マナグアに向かっていたキューバ航空のイリューシンIL-18D(CU-T899)が、ハバナ空港を離陸直後に墜落した。 この事故で乗員5名、乗客33名、計38名が死亡した。 事故機はバンク角30度の右旋回を2度行った後で、バンク角90度の左旋回に入り、コントロールを喪失して墜落した。人工水平儀の故障と積載貨物が動いたことによりエルロンの操作が阻害されたことが墜落の原因であった。 事故機は1968年に製造された。