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事故詳細

(事故No,19841223a)

 1984年12月23日午後6時10分頃、ソビエト連邦・ロシア共和国クラスノヤルスク発イルクーツク行きアエロフロート航空3519便ツポレフTu-154B-2(SSSR-85338)が、クラスノヤルスク空港を離陸直後に墜落した。この事故で乗員7名、乗客104名、計111名のうち、乗員7名、乗客103名、計110名が死亡し、乗客1名が重傷を負った。
 離陸直後右翼第3エンジンが分解して火災が発生した。フライトエンジニアが、消火に努めたが、燃料供給を止め忘れたために完全に鎮火できず、さらに正常な第2エンジンも誤って停止させたために、第1エンジンのみとなった事故機は、火災が後部胴体の操縦系統にまで及んだこともあいまって操縦不能となり墜落した。第3エンジン分解の原因は、製造ミスにより低圧コンプレッサーのディスクに金属疲労が生じ破断したためであった。


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