1980年4月12日午後8時38分、ブラジル・サンパウロ発同国フロリアノポリス行きTransbrasil303便ボーイング727-27C(PT-TYS)が、フロリアノポリス・Hercilio Luz空港へ着陸進入中にフロリアノポリスから約24kmの地点に墜落した。
この事故で乗員8名、乗客50名、計58名のうち、乗員8名、乗客47名、計55名が死亡した。
事故機は、フロリアノポリスへの計器進入中にコースを逸脱し、丘に衝突した。事故機では、査察操縦士が監査を行っていた。事故当時、墜落現場周辺は強大な雷雲の活動が活発であった。速度と距離の判断を誤ったこと、飛行監督が不適切であったこと、着陸復行を開始しなかったこと、不適切なエンジンの操作が行われたことが推定原因とされた。
事故機は1966年に製造された。