1980年1月21日午後7時10分頃、イラン・バボル・サー発同国テヘラン行きイラン航空ボーイング727-86(EP-IRD)が、テヘランのメヘラーバード国際空港に着陸進入中テヘランの北約30Kmのエルブルス山脈に墜落した。この事故で乗員8名、乗客120名、計128名全員が死亡した。
事故機は墜落直前ILSアプローチの許可を得て進入していたが、地上のILSが故障しており、加えて管制レーダーも故障していたため、コースを外れても指摘を受けられずに墜落した。事故当時現場付近の天候は雪で霧に覆われていた。