1979年2月12日午後5時6分、ローデシア共和国(当時:現ジンバブエ共和国)・Kariba発同国Salisbury行きAir Rhodesia827便ビッカーズ748Dバイカウント(VP-YND)が、離陸数分後にKariba近郊で撃墜された。
この事故で、乗員5名、乗客54名、計59名全員が死亡した。
事故機は、Karibaを出発して間もなくSAM-7地対空ミサイルを左舷内側のエンジンのジェット・パイプに被弾した(被弾したミサイルは2発との情報もある)。事故機は、コントロールを喪失し、炎上してVuti African Purchase Areaの峡谷に墜落した。SAM-7ミサイルはJoshua Nkomo率いるジンバブエ・アフリカ人民同盟(ZAPU)の軍事部門であるジンバブエ独立人民共和国軍(ZIPRA)が事故機を狙って発射したものであった。ZIPRAは1978年9月3日にもAir RhodesiaのバイカウントをKariba近郊で撃墜した。
事故機は1956年に製造された。