1976年10月6日午後1時30分、ガイアナ・ジョージタウンからバルバドス・シーウエルとジャマイカ・キングストンを経由しキューバ・ハバナに向かっていたキューバ航空のDC-8-43(CU-T1201)が、シーウエル国際空港を離陸直後同国ブリッジタウンの沖合約16Kmのカリブ海に墜落した。
この事故で乗員25名、乗客48名、計73名全員が死亡した。
事故機は離陸約10分後に機内で爆発があった旨管制に通報し、シーウエル国際空港に引き返す途中であった。爆発で発生した火災で有毒ガスが発生し、パイロットが意識を失ったことが墜落原因であると推測された。爆発はテロによるものとみられ、反カストロ派の容疑者4名も捕まったが、後に証拠不充分で釈放された。